Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.9.22 eerkstrbreport

機能

メモリ上に取得したシステム統計情報を,標準出力へリアルタイムに編集出力します。

形式
eerkstrbreport -g データ連携支援ID
             〔-c〕
             〔-r〕
             〔-s 〔開始編集ID〕〔,終了編集ID〕〕

オプション

-g データ連携支援ID 〜〈1〜26文字の英大識別子〉

データ連携支援プロセスのデータ連携支援IDを指定します。

-c

CSV形式のシステム統計情報を標準出力に出力します。

-r

システム統計情報を出力するとともに,メモリ上の統計情報をリセットします。

長時間運用で,メモリ上の統計情報取得値が上限を超える場合,このオプションで値をリセットできます。

-s 〔開始編集ID〕〔,終了編集ID〕

編集出力するシステム統計情報の編集IDを指定します。

編集IDについては,TP1/EEのeetrbreportコマンドを参照してください。

-sオプションを指定する場合は,開始編集IDまたは終了編集IDのどちらか一方を必ず指定してください。

開始編集IDだけ指定すると,開始編集ID以上のシステム統計情報を出力します。

終了編集IDだけ指定すると,終了編集ID以下のシステム統計情報を出力します。

開始編集ID,終了編集IDともに指定する場合は,開始編集ID以上,終了編集ID以下のシステム統計情報を出力します。「開始編集ID≦終了編集ID」となるように指定してください。

-sオプションの指定を省略すると,すべてのシステム統計情報を編集出力します。

出力形式

TP1/EEのeetrbreportコマンドを参照してください。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB95400-E

領域不足

標準エラー出力

KFSB95401-E

コマンド形式不正

標準エラー出力

KFSB95402-E

オプション不正

標準エラー出力

KFSB95451-E

コマンド失敗(データ連携支援プロセスでエラーを検知)

標準エラー出力

KFSB95452-E

コマンド失敗(コマンドプロセスでエラーを検知)

標準エラー出力

KFSB95470-I

ヘルプ表示

標準出力

注意事項

TP1/EEのeetrbreportコマンドを参照してください。