30.2 UAP履歴情報取得機能コマンド
UAP履歴情報取得機能で提供するコマンドの一覧を次の表に示します。
各コマンドの運用については,「24. UAP履歴情報取得機能で使用する表の運用」もあわせて参照してください。
項番 |
コマンド名 |
機能 |
HiRDBとの接続数 |
---|---|---|---|
1 |
eeaphgrph |
HiRDB用のUAP履歴情報グループ作成※ |
1 |
2 |
eeaphtblh |
HiRDB用の取得用履歴情報表作成※ |
2 |
3 |
eeaphrtblh |
HiRDB用のリロード用履歴情報表作成※ |
1 |
4 |
eeaphgrprmh |
HiRDB用のUAP履歴情報グループ削除※ |
2 |
5 |
eeaphtblrmh |
HiRDB用の取得用履歴情報表削除※ |
2 |
6 |
eeaphrtblrmh |
HiRDB用のリロード用履歴情報表削除※ |
1 |
7 |
eeaphmodh |
HiRDB用のUAP履歴情報グループ構成変更※ |
1 |
8 |
eeaphchgh |
HiRDB用の履歴情報表状態変更※ |
2 |
9 |
eeaphchgph |
HiRDB用のプロセス状態変更※ |
1 |
10 |
eeaphswap |
履歴情報表のスワップ |
0 |
11 |
eeaphlsh |
HiRDB用のUAP履歴情報グループの状態表示※ |
1 |
12 |
eeaphedh |
HiRDB用のUAP履歴情報の編集出力※ |
1 |
13 |
eeaphlsonl |
UAP履歴情報グループの状態表示 |
0 |
14 |
eeaphrouh |
HiRDB用のストアドルーチン更新※ |
2 |
- 注※
-
コマンド共通の注意事項を次に示します。これら以外の注意事項については各コマンドの注意事項を参照してください。
-
コマンドは,HiRDBのクライアント環境定義の指定値によってHiRDBに接続します。
したがって,HiRDBのクライアント環境定義(PDHOST,PDNAMEPORT,およびPDUSER)を設定しておく必要があります。HiRDBのクライアント環境定義については,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。
-
コマンドは,HiRDBのクライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに実行するコマンド名を設定してからHiRDBに接続します。
-
HiRDBでエラーが発生した場合の原因の調査のため,HiRDBのエラーログファイルを取得することを推奨します。HiRDBでエラーが発生した場合,TP1/EEのKFSB90938-EメッセージのDBMSメッセージにHiRDBのメッセージ,SQLCODEにHiRDBのリターンコードを表示します。必要に応じて,このリターンコードに対応するメッセージIDを基に,X/OpenのTXインタフェースを使用しない場合に作成されるHiRDBのエラーログファイルを参照し,原因を取り除いてください。
HiRDBのエラーログファイルについては,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。
-
コマンドは,HiRDBとの接続数に示す数分HiRDBサーバとの接続を行います。そのため,HiRDBのシステム共通定義のpd_max_usersオペランドに,HiRDBとの接続数に示す値を加算してください。
-