30.2.3 eeaphrtblh
- 機能
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HiRDBのデータベース再編成ユティリティ(pdrorg)でアンロードしたUAP履歴情報(履歴情報表のアンロードファイル)を,HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)でデータロードする表を作成します。
本コマンドでは次の表を作成します。名称については「24. UAP履歴情報取得機能で使用する表の運用」を参照してください。
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リロード用履歴情報表
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- 形式
eeaphrtblh -t 履歴情報表名 [-z 最大履歴情報長] [-b 表格納用RDエリア名] [-i インデクス格納用RDエリア名]
オプション
- -t 履歴情報表名 〜〈1〜26文字の英大識別子〉
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作成するリロード用の履歴情報表名を指定します。
- -z 最大履歴情報長 〜〈符号なし整数〉((256〜30,000))《4,096》(単位:バイト)
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アンロードしたUAP履歴情報が格納されていた履歴情報表(アンロード元の履歴情報表)の最大履歴情報長と同じ値を指定してください。
アンロード元の履歴情報表の最大履歴情報長とは,アンロード元の履歴情報表を登録したUAP履歴情報グループ作成時のeeaphgrphコマンドの-zオプションに指定した値です。アンロード元の履歴情報表を登録したUAP履歴情報グループ名を-uオプションに指定したeeaphlshコマンドで確認できます。
- -b 表格納用RDエリア名 〜〈1〜30文字の文字列〉
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作成する表を格納するHiRDB上のRDエリア名を指定します。
HiRDBのデータベース初期化ユティリティ(pdinit)で作成,またはデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)で追加したRDエリアのRDエリア名を指定します。
RDエリア名に空白を含む場合は引用符「"」で囲んでください。指定したRDエリア名は引用符の有無に関係なく大文字と小文字が区別されます。
本オプションを省略すると,格納するRDエリアをHiRDBが自動決定します。HiRDBが決定するRDエリアについては,マニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」を参照してください。
- -i インデクス格納用RDエリア名 〜〈1〜30文字の文字列〉
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履歴情報表には主キーを指定します。
履歴情報表に定義するインデクスを格納するHiRDB上のRDエリア名を指定します。
HiRDBのデータベース初期化ユティリティ(pdinit)で作成,またはデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)で追加したRDエリアのRDエリア名を指定します。
RDエリア名に空白を含む場合は引用符「"」で囲んでください。指定したRDエリア名は引用符の有無に関係なく大文字と小文字が区別されます。
本オプションを省略すると,格納するRDエリアをHiRDBが自動決定します。HiRDBが決定するRDエリアについては,マニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」を参照してください。
- 出力メッセージ
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メッセージID
内容
出力先
KFSB90963-I
コマンド引数ヘルプ
標準出力
KFSB90958-I
表作成成功
標準出力
KFSB90901-E
引数形式不正
標準エラー出力
KFSB90902-E
引数指定値不正
標準エラー出力
KFSB90938-E
表作成失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90959-E
表作成失敗(条件不正)
標準エラー出力
KFSB90961-E
表作成失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90962-E
表作成失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90960-E
表削除失敗
標準エラー出力
KFSB90904-E
処理エラー
標準エラー出力
KFSB90905-E
領域不足
標準エラー出力
KFSB90906-E
内部矛盾
標準エラー出力
- 注意事項
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本コマンドで作成した履歴情報表は,UAP履歴情報グループに登録されません。
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RDエリアは,あらかじめHiRDBのデータベース初期設定ユティリティ(pdinit)で作成,またはデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)で追加しておく必要があります。HiRDBのユティリティについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」を参照してください。
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-bオプションまたは-iオプションにHiRDBのデータベース初期設定ユティリティ(pdinit)で作成,またはデータベース構成変更ユティリティ(pdmod)で追加したRDエリアのRDエリア名以外を指定した場合,コマンドは失敗します。また,KFSB90938-EメッセージのDBMSメッセージの内容は「RDエリアがない」または「SQL文誤り」などの意味になります。
HiRDBのユティリティについては,マニュアル「HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」を参照してください。
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-tオプションに指定した履歴情報表名に対応する表がすでに存在する場合,コマンドは失敗します。表を再作成したい場合は,eeaphrtblrmhコマンドを実行していったん表を削除したあとに本コマンドを実行してください。
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-zオプションに指定した値がアンロード元の履歴情報表の最大履歴情報長と異なる場合,HiRDBのデータベース作成ユティリティ(pdload)によるデータロードは失敗します。
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本コマンドで作成する表をDROP TABLE文で削除しないでください。
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上記以外の注意事項については,「表30-1 UAP履歴情報取得機能コマンド一覧」を参照してください。
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