30.2.4 eeaphgrprmh
- 機能
-
指定したUAP履歴情報グループと,UAP履歴情報グループに登録してあるすべての履歴情報表を削除します。
本コマンドでは次の表およびルーチンを削除します。
-
グループ管理表
-
通番割り当てルーチン
-
スワップ前処理ルーチン
-
スワップ後処理ルーチン
-
登録してあるすべての履歴情報表
本コマンドによる削除可否を次の表に示します。
表30‒3 eeaphgrprmhコマンドによる削除可否 項番
表の構成※1
履歴情報表の状態※2
TP1/EEのプロセス状態※3
削除可否
1
一致
未使用(SBY)
未起動(STP)
可
2
上記以外
否
3
現用(ACT)
切り替え中(SWP)
−
否
4
上記以外
−
否
5
不一致
−
−
否
-
- 形式
eeaphgrprmh -u UAP履歴情報グループ名
オプション
- -u UAP履歴情報グループ名 〜〈1〜26文字の英大識別子〉
-
削除するUAP履歴情報グループ名を指定します。
UAP履歴情報グループ名はeeaphgrphコマンドの-uオプションに指定した名称を指定してください。
- 出力メッセージ
-
メッセージID
内容
出力先
KFSB90946-I
コマンド引数ヘルプ
標準出力
KFSB90958-I
表削除成功
標準出力
KFSB90901-E
引数形式不正
標準エラー出力
KFSB90902-E
引数指定値不正
標準エラー出力
KFSB90936-E
指定された表がない
標準エラー出力
KFSB90937-E
表削除失敗(表の構造不正)
標準エラー出力
KFSB90938-E
表削除失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90959-E
表削除失敗(条件不正)
標準エラー出力
KFSB90961-E
表作成失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90962-E
表作成失敗(SQLエラー)
標準エラー出力
KFSB90904-E
処理エラー
標準エラー出力
KFSB90905-E
領域不足
標準エラー出力
KFSB90906-E
内部矛盾
標準エラー出力
- 注意事項
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-uオプションに指定したUAP履歴情報グループが存在していない場合,コマンドは失敗します。
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本コマンドの実行中に,-uオプションに同じUAP履歴情報グループ名を指定したeeaphgrphコマンドを実行しないでください。実行した場合,eeaphgrphコマンドで作成した表およびストアドルーチンを削除するおそれがあります。
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本コマンドの実行中に,-uオプションに同じUAP履歴情報グループ名を指定したeeaphtblhコマンドを実行しないでください。実行した場合,本コマンドが失敗するおそれがあります。
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本コマンドで削除するのと同名の表またはストアドルーチンをCREATE TABLE文またはCREATE PROCEDURE文で作成しないでください。
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本コマンドの-uオプションに指定したUAP履歴情報グループ名を,トランザクション関連定義のtrnaphgroup定義コマンドの-uオプションに指定しているTP1/EEの開始および終了について,次の注意事項があります。
・TP1/EEの開始中に本コマンドを実行しないでください。コマンドを実行した場合,TP1/EEの開始が失敗するおそれがあります。
・本コマンドを実行中にTP1/EEを開始しないでください。TP1/EEを開始した場合,TP1/EEの開始が失敗するおそれがあります。
・本コマンドを実行中にTP1/EEを終了しないでください。TP1/EEを終了した場合,終了時のスワップおよび表の状態変更が失敗するおそれがあります。
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上記以外の注意事項については,「表30-1 UAP履歴情報取得機能コマンド一覧」を参照してください。
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