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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.2.9 eeaphchgph

機能

HiRDB上に作成したグループ管理表で管理しているTP1/EEのプロセス状態を変更します。

TP1/EEの正常終了または計画停止Aで停止する場合に障害が発生したとき,メッセージが出力されるので,それに従って本コマンドでプロセス状態を未起動または計画停止Aに変更します。

本コマンドは,TP1/EEが正常終了または計画停止Aで停止した状態で実行してください。

本コマンドによる変更可否を次の表に示します。

表30‒8 eeaphchgphコマンドによる変更可否

項番

-c指定

TP1/EEのプロセス状態

変更可否

1

stp

2

pla

未起動(STP)

3

上記以外

(凡例)

−:該当しません。

注※

-uオプションに指定したUAP履歴情報グループを使用するすべてのTP1/EEのプロセス状態(グループ管理表で管理しています)。

TP1/EEのプロセス状態はeeaphlshコマンドの-nオプションで確認できます。

どれか1つでも上記欄記載状態以外があったら,上記以外になります。

形式
eeaphchgph -u UAP履歴情報グループ名
           -n TP1/EEのノード識別子
           -c {stp|pla}

オプション

-u UAP履歴情報グループ名 〜〈1〜26文字の英大識別子〉

変更するUAP履歴情報グループ名を指定します。

-n TP1/EEのノード識別子 〜〈4文字の識別子〉

変更するTP1/EEのノード識別子を指定します。

-c {stp|pla}

変更後のプロセス状態を指定します。

stp

未起動

pla

計画停止A

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB90932-Q

次の処理を選択してください

標準出力

KFSB90933-I

変更しました

標準出力

KFSB90942-I

コマンド引数ヘルプ

標準出力

KFSB90901-E

引数形式不正

標準エラー出力

KFSB90902-E

引数指定値不正

標準エラー出力

KFSB90904-E

処理エラー

標準エラー出力

KFSB90905-E

領域不足

標準エラー出力

KFSB90906-E

内部矛盾

標準エラー出力

KFSB90935-E

コマンド失敗

標準エラー出力

KFSB90936-E

指定された表,またはノード識別子がない

標準エラー出力

KFSB90937-E

表構造エラー

標準エラー出力

KFSB90938-E

SQLエラー

標準エラー出力

KFSB90961-E

SQLエラー

標準エラー出力

KFSB90962-E

SQLエラー

標準エラー出力

注意事項
  • 対象のTP1/EEが未起動の状態で使用してください。

  • 変更後の状態が変更前の状態と同じ場合,コマンドは正常扱いになります。

  • トランザクション関連定義trn_aph_planend_swapにYを指定していない場合,計画停止Aで停止するときに障害が発生しても,本コマンドを実行する必要はありません。

  • 上記以外の注意事項については,「表30-1 UAP履歴情報取得機能コマンド一覧」を参照してください。

  • HiRDBのクライアント環境定義のPDSWATCHTIMEに0,またはPDKALVLに2を設定してください。