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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


30.9.10 eerksrpclscn

機能

RPC通信機能で使用しているコネクションの状態を標準出力へ出力します。

形式
eerksrpclscn -g データ連携支援ID
             [{-s サービスグループ名
               -n ホスト名 [-m] [-q]|
               -r|-o {all|clt|svr|rep}}]

オプション

-g データ連携支援ID 〜〈1〜26文字の英大識別子〉

処理対象のデータ連携支援IDを指定します。

-s サービスグループ名 〜〈1〜31文字の識別子〉

コネクション表示するサービスグループ名を指定します。サービスグループ情報関連定義のeesvgdefオペランドで指定したサービスグループ名を指定してください。-mオプションを指定する場合は,サービスグループ名の代わりに本コマンドの-gオプションで指定したデータ連携支援IDを指定してください。

省略時は,全サービスグループ名と本コマンドの-gオプションで指定したデータ連携支援IDを対象にします。

-n ホスト名 〜〈1〜255文字のホスト名〉

表示対象のホスト名を指定します。

サービスグループ情報関連定義のeesvgdefオペランドで指定したサービスグループ名に対応したホスト名を指定してください。-mオプションを指定する場合は,データ連携支援が稼動しているホスト名を指定してください。

-m

本コマンドの-gオプションで指定したデータ連携支援IDを表示対象にする場合に指定します。

省略時は,サービスグループ情報関連定義のeesvgdefオペランドで指定したサービスグループ名を表示対象にします。

-q

DBQ機能用のコネクションを表示対象にする場合,指定します。

本オプション指定時は,-mオプションをあわせて指定します。

-r

RPC応答送受信用のコネクションを表示対象にする場合に指定します。

本オプション指定時は,-s,-n,-mオプションの指定は無視します。

-o {all|clt|svr|rep}

コネクション確立先の情報を表示する場合に指定します。

表示する情報はINETドメインを使用して確立しているコネクションだけです。本オプション指定時は,-s,-n,-m,-q,-rオプションの指定は無視されます。本オプションでは,DBQ機能用のソケットは表示されません。

all

すべてのソケットを表示する

clt

クライアント用ソケットだけを表示する(eesvgdefで指定したソケット)

svr

サーバ用ソケットだけを表示する

rep

送受信用ソケットだけを表示する

出力形式

TP1/EEのeerpclscnコマンドを参照してください。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFSB90301-E

領域の確保に失敗しました。

標準エラー出力

KFSB90302-E

通信障害が発生しました。

標準エラー出力

KFSB90303-E

コマンドの形式が不正です。

標準エラー出力

KFSB90304-E

フラグ引数が不正です。

標準エラー出力

KFSB90305-E

コマンド処理でエラーが発生しました。

標準エラー出力

KFSB90306-E

内部矛盾が発生しました。

標準エラー出力

KFSB90307-E

オプションフラグの組み合わせが不正です。

標準エラー出力

KFSB90313-I

ヘルプメッセージ

標準出力

注意事項

TP1/EEのeerpclscnコマンドを参照してください。