30.9.13 eerkstrbtasked
- 機能
-
指定されたファイルのTASKTM情報を編集し,csv形式でファイルに出力します。
- 形式
eerkstrbtasked〔-e { f|r〔b〕 〔-t 〔開始時刻〕〔,終了時刻〕〕 〔-r ランID〕 〔-i IFA番号〕 〔-x 下限値,上限値〕 〔-p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕〕 〔-v サービス名〔,サービス名…〕〕 -c csv出力ファイル名〔-n ファイル出力行〕 〔-s 〔-j 編集間隔〕〕〕 TASKTMファイル名 〔TASKTMファイル名…〕
オプション
- -e 編集種別 〜《f》
-
編集種別を指定します。
- r
-
トランザクション単位で編集します。
- rb
-
DBキューの情報も付加し,トランザクション単位で編集します。
- f
-
ファイル情報一覧を出力します。
- -t 〔開始時刻〕〔,終了時刻〕〕
-
編集する出力範囲をTASKTM情報出力時刻で指定します。
時刻とは,TASKTM情報の出力バッファを出力した時刻です。
開始時刻には,出力を開始する時刻を指定します。終了時刻には,出力を終了する時刻を指定します。開始時刻,および終了時刻は,1970年1月1日0時0分0秒から当年当月当日の現在時刻までの範囲で指定します。開始時刻の指定を省略すると,TASKTMファイルの先頭から指定した終了時刻までが出力範囲となります。終了時刻の指定を省略すると,指定した開始時刻からTASKTMファイルの最後までが,出力範囲となります。
開始時刻,および終了時刻は,hhmmss〔MMDD〔YYYY〕〕で表します。
- hh:時(00≦hh≦23)
-
省略できない。
- mm:分(00≦mm≦59)
-
省略できない。
- ss:秒(00≦ss≦59)
-
省略できない。
- MM:月(01≦MM≦12)
-
省略できる。
- DD:日(01≦DD≦31)
-
省略できる。
- YYYY:年(西暦)(1970≦YYYY≦9999)
-
省略できる。
開始時刻,または終了時刻のどちらか一方は必ず指定してください。
開始時刻,または終了時刻の「年」の指定を省略すると,当年の指定月日時刻とみなします。
「月」,または「日」の指定を省略した場合も,当月の指定年日時刻,または当日の指定年月時刻とみなします。このオプションの指定を省略すると,指定したファイル内のすべての情報を出力します。
- -r ランID 〜〈8文字の16進数数字〉
-
指定されたランIDを持つ情報だけ編集します。
- -i IFA番号 〜〈符号なし整数(1〜65,535)〉
-
指定されたIFA番号を持つ情報だけ編集します。
- -x 中央処理通番の下限値,中央処理通番の上限値
-
カレントの中央処理通番の下限値 〜(0〜ffffffff)〈1〜8文字の16進数数字〉
カレントの中央処理通番の上限値 〜(0〜ffffffff)〈1〜8文字の16進数数字〉
指定されたカレント中央処理通番の範囲内の情報だけ編集します。-xオプションを指定した場合,上限値および下限値を必ず指定してください。上限値および下限値の範囲内の情報をすべて出力対象とします。
- -p {コード1|コード2}〔,{コード1|コード2}…〕
-
コード1:pceリクエストコード1
- コード2:“pceリクエストコード1“”pceリクエストコード2“
-
pceリクエストコード1 〜〈2文字の16進数数字〉
pceリクエストコード2 〜〈2文字の16進数数字〉
指定されたpceリクエストコードを持つ情報だけ編集します。pceリクエストコードは,最大10まで指定できます。
- -v サービス名〔,サービス名…〕 〜〈1〜31文字の識別子〉
-
指定されたサービス名を持つ情報だけ編集します。サービス名は,最大10まで指定できます。
- -c csv出力ファイル名 〜〈パス名〉
-
編集結果をcsv形式で指定されたファイルに出力します。
-nオプションを指定した場合は,パス名中のファイル名は,245文字以下としてください。
-nオプション指定時にファイル名が246文字以上の場合はオプションエラーで,このコマンドが異常終了します。
- -n ファイル出力行 〜(10000〜100000)
-
-cオプションに指定したcsvファイルを分割して出力する場合に1ファイルに出力する行数を指定します。見出し行を含めて-nオプションに指定した行数を出力したときに,出力するファイルを切り替えます。切り替えた先のファイルには見出し行から出力します。
分割したファイルには,10進数の文字列をファイル名の末尾に付与します。付与する文字列は1から9999ファイルまでは「0001」からの連番で左に0を埋めた4桁の文字列とします。10000ファイルを超えた場合は左に0を埋めません。ファイル名に「.」を含む場合は,最後の「.」の前に付与します。
ファイル名に文字列を付与する例を示します。
- 例1)-cにxxxと指定した場合
-
xxx0001
xxx0002
:
- 例2)-cにxxx.csvと指定した場合
-
xxx0001.csv
xxx0002.csv
:
このオプションを省略した場合は,ファイルを分割しないで1ファイルに出力します。
- -s
-
TASKTMを一定の間隔で平均,最大,最小を算出して編集出力します。
- -j
-
編集間隔を,時間間隔,または分間隔で指定します。
- h〔HH〕
-
時間間隔(01≦HH≦24)で出力します。
HHの指定を省略すると,1時間間隔で出力します。
- m〔MM〕
-
分間隔(01≦MM≦30)で出力します。MMの指定を省略すると,10分間隔で出力されます。
時間間隔と分間隔の両方を指定すると,エラーとなります。
編集間隔指定を省略すると,1時間間隔で出力されます。
- TASKTMファイル名 〔TASKTMファイル名…〕 〜〈パス名〉
-
編集するファイル名を指定します。-eオプションにfを指定した場合,最大1,024個のTASKTMファイル名を指定できます。
指定できるオプションの組み合わせを次の表に示します。
表30‒41 オプションの組み合わせ オプション
-e
-t
-r
-i
-x
-p
-v
-c
-s
-j
-n
ファイル指定
r
rb
f
単一
複数
-e
r
rb
−
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
f
×
−
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
○
○
-t
○
×
−
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
-r
○
×
○
−
○
○
○
○
○
○
○
○
○
×
-i
○
×
○
○
−
○
○
○
○
○
○
○
○
×
-x
○
×
○
○
○
−
○
○
○
○
○
○
○
×
-p
○
×
○
○
○
○
−
○
○
○
○
○
○
×
-v
○
×
○
○
○
○
○
−
○
○
○
○
○
×
-c
○
×
○
○
○
○
○
○
−
○
○
○
○
×
-s
○
×
○
○
○
○
○
○
○
−
−
×
○
×
-j
○
×
○
○
○
○
○
○
○
−
−
×
○
×
-n
○
×
○
○
○
○
○
○
○
×
×
−
○
×
ファイル指定
単一
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
−
−
複数
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
−
−
- 出力形式
-
TP1/EEのeetrbtaskedコマンドを参照してください。
- 出力メッセージ
-
メッセージID
内容
出力先
KFSB95400-E
領域不足
標準エラー出力
KFSB95401-E
コマンド形式不正
標準エラー出力
KFSB95402-E
オプション不正
標準エラー出力
KFSB95403-E
オプションの組み合わせ不正
標準エラー出力
KFSB95405-E
ヘッダ情報不正
標準エラー出力
KFSB95406-E
ブロック不正
標準エラー出力
KFSB95409-E
バージョン不正
標準エラー出力
KFSB95410-E
OPENエラー
標準エラー出力
KFSB95411-E
READエラー
標準エラー出力
KFSB95412-E
WRITEエラー
標準エラー出力
KFSB95413-E
CLOSEエラー
標準エラー出力
KFSB95415-Q
上書き確認
標準出力
KFSB95461-I
ヘルプ表示
標準出力
KFSB95457-Q
上書き確認(-nオプション指定時)
標準出力
- 注意事項
-
TP1/EEのeetrbtaskedコマンドを参照してください。