付録A SQL逆引きリファレンス
関連するSQLの構文を目的別に次の表に示します。
項番 |
分類 |
目的 |
関連するSQLの構文 |
---|---|---|---|
1 |
データの検索 |
範囲を指定してデータを検索する |
|
2 |
指定した複数の値のどれかに一致するデータを検索する |
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3 |
特定の文字列が含まれているデータを検索する |
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4 |
正規表現を使用してデータを検索する |
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5 |
ナル値のデータを検索する |
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6 |
検索結果の重複を排除する |
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7 |
検索結果を昇順または降順に並べる |
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8 |
検索結果の最大行数を指定する |
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9 |
同じ導出表をSELECT文中に複数回指定する |
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10 |
検索結果の列名を変更する |
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11 |
分岐条件を指定して検索する |
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12 |
複数の表を結合して検索する |
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13 |
副問合せをする |
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14 |
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15 |
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16 |
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17 |
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18 |
複数の表からの問合せ結果の和集合を求める |
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19 |
データの削除 |
実表内のすべての行を削除する |
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20 |
実表のチャンク内の全行を削除する |
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21 |
データの集計 |
合計値を求める |
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22 |
最大値を求める |
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23 |
最小値を求める |
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24 |
平均値を求める |
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25 |
行数(件数)を求める |
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26 |
|||
27 |
母集団標準偏差を求める |
||
28 |
標本標準偏差を求める |
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29 |
母集団分散を求める |
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30 |
標本分散を求める |
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31 |
順序付けされた一連の値の中央値を求める |
||
32 |
順序付けされた一連の値のパーセンタイル(百分位数)を求める |
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33 |
|||
34 |
順序付けされた一連の値を連結し,値と値の間に区切り文字列を挿入した文字列を求める |
||
35 |
値式によって集計された値を,先頭から順に配列要素とする配列データを作成する |
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36 |
データの集計時に,集計範囲を設定する |
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37 |
グループごとにデータを集計する |
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38 |
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39 |
文字 |
検索条件式を満たす文字列が対象データ中に含まれているかどうかを求める |
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40 |
2つの文字データを連結する |
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41 |
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42 |
文字データから,特定の文字を削除する |
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43 |
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44 |
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45 |
文字データの一部分を抽出する |
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46 |
|||
47 |
|||
48 |
文字データの先頭,または末尾に任意の文字列を埋め込む |
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49 |
|||
50 |
対象データ中の任意の文字列を置換する |
||
51 |
文字データ中の任意の文字を置換する |
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52 |
文字データの文字数を求める |
||
53 |
対象データ中の任意の文字列を検索し,その文字列の開始位置を求める |
||
54 |
英大文字を英小文字に変換する |
||
55 |
英小文字を英大文字に変換する |
||
56 |
バイナリデータ |
2つのバイナリデータを連結する |
|
57 |
バイナリデータの一部分を抽出する |
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58 |
バイナリデータを左ビットシフトした値を求める |
||
59 |
バイナリデータを右ビットシフトした値を求める |
||
60 |
2つのバイナリデータのビットごとの論理積を求める |
||
61 |
2つのバイナリデータのビットごとの論理和を求める |
||
62 |
バイナリデータのビットごとの論理否定を求める |
||
63 |
2つのバイナリデータのビットごとの排他的論理和を求める |
||
64 |
バイナリデータを2進文字列表現('0','1'で構成された文字データ)に変換する |
||
65 |
バイナリデータを16進文字列表現('0'〜'9','A'〜'F'で構成された文字データ)に変換する |
||
66 |
数値計算 |
余りを求める |
|
67 |
絶対値を求める |
||
68 |
平方根を求める |
||
69 |
データの符号を求める(データが正の値か,負の値か,0かを調べる) |
||
70 |
最小値に指定した値以上,かつ最大値に指定した値未満の範囲での一様分布に従う擬似乱数を求める※ |
||
71 |
|||
72 |
|||
73 |
平均μ,標準偏差σの正規分布に従う擬似乱数を求める |
||
74 |
数値丸め |
数値を丸める |
|
75 |
数値を切り捨てる |
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76 |
指定した数値以下で,最大の整数値を求める |
||
77 |
指定した数値以上で,最小の整数値を求める |
||
78 |
指数・対数計算 |
累乗を求める |
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79 |
底と真数を指定して,その対数を求める |
||
80 |
自然対数を求める |
||
81 |
自然対数の底の値の累乗を求める |
||
82 |
三角関数 |
正弦(三角関数のSIN)を求める |
|
83 |
余弦(三角関数のCOS)を求める |
||
84 |
正接(三角関数のTAN)を求める |
||
85 |
逆正弦(逆三角関数)を求める |
||
86 |
逆余弦(逆三角関数)を求める |
||
87 |
逆正接(逆三角関数)を求める |
||
88 |
|||
89 |
双曲線正弦を求める |
||
90 |
双曲線余弦を求める |
||
91 |
双曲線正接を求める |
||
92 |
角度をラジアンから度数に変換する |
||
93 |
角度を度数からラジアンに変換する |
||
94 |
円周率を求める |
||
95 |
日付・時刻 |
日付または時刻の一部分を抽出する(例えば,月だけを抽出する) |
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96 |
指定した日が,その年の第何日目かを求める |
||
97 |
指定した日が,その週の何日目かを求める |
||
98 |
指定した月の最終日の日付を求める |
||
99 |
開始日時と終了日時の差を求める |
||
100 |
|||
101 |
日時データに日時を加算する |
||
102 |
生年月日と基準日から満年齢を求める |
||
103 |
日時を年,月,日,時,分などの単位で丸める |
||
104 |
日時を年,月,日,時,分などの単位で切り捨てる |
||
105 |
現在の日付を求める |
||
106 |
現在の時刻を求める |
||
107 |
現在の日付と時刻を求める |
||
108 |
日時データの演算をする |
||
109 |
|||
110 |
ナル値 |
指定したデータのうち,ナル値でない最初の値を求める |
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111 |
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112 |
|||
113 |
データの比較 |
2つのデータが等しいかどうかを調べる |
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114 |
対象データと比較データを順次比較し,一致した場合は対応する返却値を返す |
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115 |
対象データと比較データを順次比較し,対象データの値が比較データの値未満となる場合は,対応する返却値を返す |
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116 |
最大値を求める |
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117 |
最小値を求める |
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118 |
データ型 |
データ型を変換する |
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119 |
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120 |
データの情報取得 |
対象データのバイト数を求める |
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121 |
文字データの先頭の文字の文字コードを求める |
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122 |
対象データの数値に対応する文字コードの文字を求める |
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123 |
配列データの情報取得 |
配列データの最大要素数を求める |
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124 |
配列データの配列要素数を求める |
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125 |
ユーザ情報 |
実行中のHADBユーザの認可識別子を求める |
- 注※
-
スカラ関数RANDOM,RANDOMCURSOR,およびRANDOMROWには仕様差があります。仕様差については,「8.4.5 RANDOM」の「(6) 擬似乱数を返すスカラ関数の一覧」を参照してください。