7.23.8 STDDEV_SAMP
標本標準偏差を求めます。
- 〈この項の構成〉
(1) 指定形式
一般集合関数STDDEV_SAMP::=STDDEV_SAMP(値式)
(2) 指定形式の説明
- 値式:
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標本標準偏差を求める際の入力値を値式の形式で指定します。値式については,「7.21 値式」を参照してください。
(3) 規則
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ナル値は集計対象に含まれません。
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次に示す場合,実行結果はナル値になります。
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入力行数が0または1の場合
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集計対象の値がすべてナル値の場合
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一般集合関数STDDEV_SAMPの実行結果は,一般集合関数VAR_SAMPの平方根と等しくなります。
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値式に指定できるデータ型と一般集合関数STDDEV_SAMPの実行結果のデータ型を次の表に示します。
表7‒25 値式に指定できるデータ型と一般集合関数STDDEV_SAMPの実行結果のデータ型 項番
値式に指定できるデータ型
一般集合関数STDDEV_SAMPの実行結果のデータ型
1
INTEGER
DOUBLE PRECISION
2
BIGINT
3
SMALLINT
4
DECIMAL(m,n)
5
NUMERIC(m,n)
6
DOUBLE PRECISION
7
FLOAT
(4) 例題
- 例題
-
給与表(SALARYLIST)から,社員の給料(SALARY)の標本標準偏差を求めます。
SELECT STDDEV_SAMP("SALARY") AS "STDDEV_SAMP" FROM "SALARYLIST"
実行結果の例