7.23.2 AVG
平均値を求めます。
- 〈この項の構成〉
(1) 指定形式
一般集合関数AVG::={AVG(〔ALL〕 値式)|AVG(DISTINCT 値式)}
(2) 指定形式の説明
(3) 規則
-
ナル値は集計対象に含まれません。
-
平均値を算出する際,有効数字以下は切り捨てられます。
-
次に示す場合,実行結果はナル値になります。
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入力行数が0の場合
-
集計対象の値がすべてナル値の場合
-
-
値式に指定できるデータ型と一般集合関数AVGの実行結果のデータ型を次の表に示します。
表7‒19 値式に指定できるデータ型と一般集合関数AVGの実行結果のデータ型 項番
値式に指定できるデータ型
一般集合関数AVGの実行結果のデータ型
1
INTEGER
INTEGER
2
BIGINT
3
SMALLINT
4
DECIMAL(m,n)
DECIMAL(38,38−m+n)
5
NUMERIC(m,n)
6
DOUBLE PRECISION
DOUBLE PRECISION
7
FLOAT
-
集合関数の計算途中でオーバフローが発生した場合,オーバフローエラーとなります。
(4) 例題
- 例題
-
社員表(EMPLIST)から,社員の平均年齢(AGE)を部門(SCODE)ごとに求めます。
SELECT "SCODE",AVG("AGE") AS "AVG-AGE" FROM "EMPLIST" GROUP BY "SCODE"
実行結果の例