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Hitachi Advanced Data Binder SQLリファレンス


8.9.2 DAYOFWEEK

指定した日が,週の何日目かを返します。なお,週の1日目は日曜日とします。

〈この項の構成〉

(1) 指定形式

スカラ関数DAYOFWEEK::={DAYOFWEEK|DOW}(対象データ)
 
  対象データ::=値式

注 DAYOFWEEKDOWと省略して指定できます。

(2) 指定形式の説明

対象データ

日を表すデータを指定します。

指定規則を次に示します。

  • 対象データは,値式の形式で指定します。値式については,「7.21 値式」を参照してください。

  • 対象データのデータ型は,DATE型,TIMESTAMP型,CHAR型,またはVARCHAR型のどれかにしてください。ただし,CHAR型またはVARCHAR型の場合は,既定の入力表現の形式に従っている文字列定数だけを指定できます。既定の入力表現については,「6.3.3 既定の文字列表現」を参照してください。

  • 対象データには,?パラメタを単独で指定できません。

スカラ関数DAYOFWEEKの実行結果の例を次に示します。

(例)

2012年9月12日が,週の何日目かを示す整数値を返します。

DAYOFWEEK(DATE'2012-09-12') → 4

2012年9月12日は水曜日のため,4が返却されます。

(3) 規則

  1. 実行結果のデータ型はINTEGER型になります。

  2. 実行結果の値は,非ナル値制約なし(ナル値を許す)となります。

  3. 対象データがナル値の場合,実行結果はナル値になります。

  4. 実行結果の値と曜日の関係を次の表に示します。

    表8‒25 実行結果の値と曜日の関係

    実行結果の値

    曜日

    1

    日曜

    2

    月曜

    3

    火曜

    4

    水曜

    5

    木曜

    6

    金曜

    7

    土曜

(4) 例題

例題

T1C2列のデータが,週の何日目かを示す整数値を返します。

SELECT "C1",DAYOFWEEK("C2") FROM "T1"

[図データ]