Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.1.1 運用コマンド一覧

運用コマンドは,ユーザ情報の再作成や,Address Serverの変更通知情報の取得などの機能を提供します。

同じ名前の運用コマンドでも,ファイルモードとDBモードでは指定できる引数などが異なる場合があります。ファイルモードの運用コマンドを「11.2 運用コマンド(ファイルモードの場合)」で,DBモードの運用コマンドを「11.3 運用コマンド(DBモードの場合)」で説明します。

なお,複数の運用コマンドは同時に実行できません。

運用コマンドの用途と,コマンド説明の記述箇所を次の表に示します。コマンドは,使用頻度の高いGetAdAllコマンド及びindxgetコマンドを最初に記載し,それ以降のコマンドはアルファベット順に記載しています。

表11-1 運用コマンド一覧

用途 コマンド名 説明箇所
ファイルモードの場合 DBモードの場合
ユーザ情報の再作成 GetAdAll 11.2.1 11.3.1※1
Address Serverの変更通知情報の取得 indxget 11.2.2 11.3.2※1
Assist連携時の更新禁止の解除 agtcout 9.6 ×
スケジュールデータのバイトオーダの変換 bitechg 11.2.3 ×
ユーザIDの整合性のチェック checkid 11.2.4 ×
スケジュールデータの日付の整合性のチェック・回復 chkorder 11.2.5 ×
ユーザ(施設)IDの変換 codechg 11.2.6 11.3.3※1
ユーザ情報(施設情報)の変更をシステムグループ,ローカルグループに反映 grpchg 11.2.7 ×
スケジュールデータ及びユーザ(施設)管理情報中に含まれているホスト名の変換 hostchg 11.2.8 ×
組織グループファイル及び特権ユーザ一覧ファイルの登録又はチェック SCHogimp 11.2.9 11.3.4※1
Assist連携機能の再実行 SFagent 9.7 9.7
ユーザのホームサーバの移動 SFdatacp 11.2.10 ×
ユーザ及び施設のスケジュールを削除 SFdelsch ×※2 11.3.5※1
部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設情報をCSV形式で出力 SFexport 11.2.11 11.3.6※1
部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設情報をCSVファイルから一括登録 SFimport 11.2.12 11.3.7※1
HiRDB用ファイルへの変換 SFShift × 11.3.8
スケジュールデータの日付順ソート及び出力 sortdate 11.2.13 ×

(凡例)
×:指定できません。

注※1
コマンド実行時にトレース情報を出力します。トレース情報については「付録E.3 コマンド実行時に出力されるトレース情報」を参照してください。

注※2
ファイルモードのスケジュール削除は「コンフィギュレーション」で実施します。詳細は「3.2.2 Scheduler Serverの環境設定(ファイルモードの場合)」を参照してください。