Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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(1) コマンドを実行する前の準備
コマンドを実行する前に,ユーザ(施設)ID変換ファイルを作成してください。codechgコマンドは,作成したユーザ(施設)ID変換ファイルの内容に従って,次の作業を実行します。
- 管理データに格納されているユーザID又は施設IDの変換
- スケジュールデータに格納されているユーザID又は施設IDの変換
codechgコマンドは,サーバマシン上で実行してください。
任意に指定可
(b) フォーマット
変換前のユーザ(施設)ID<スペース又はタブ>変換後のユーザ(施設)ID<改行>
|
(c) ユーザ(施設)ID変換ファイル作成時の注意事項
- 上記のフォーマットを1レコードとして,変換対象数分レコードを作成してください。
- ユーザ(施設)IDは10文字以内の英数字で記述してください。
- 指定したフォーマットどおりにユーザ(施設)ID変換ファイルを作成しなかった場合,変換後にアプリケーションが正常に動作しなくなる場合があります。
- ユーザ(施設)IDの変更手順については,「12.2.5 ユーザID又は施設IDの変更(ファイルモード)」を参照してください。
(2) コマンドの書式
codechg.exe filename EnvPath [SchedulePath [logname]]
- 第1引数
filename:ユーザ(施設)ID変換ファイルのファイル名
ユーザ(施設)ID変換ファイルのファイル名をフルパスで指定してください。
- 第2引数
EnvPath:インストールディレクトリ
インストールディレクトリをフルパスで指定してください。
【例】C:\Groupmax\apposv
- 第3引数
SchedulePath:スケジュール格納ディレクトリ(省略可)
スケジュール格納ディレクトリをフルパスで指定してください。
【例】C:\Groupmax\apposv\data
第3引数を省略した場合,次のメッセージが表示されますので,スケジュール格納ディレクトリをフルパスで指定してください。
スケジュール格納ディレクトリをフルパスで指定してください。
――> C:\Groupmax\apposv\data
|
- 第4引数
logname:ログファイル名(省略可)
lognameを指定すると経過メッセージの出力先を画面から指定したファイルに変更します。既に同じファイル名が存在する場合は上書きされます。
この引数を指定する場合は必ず第3引数SchedulePathを指定してください。
- 注意
- codechg.logは実行結果の出力先として使用されるため,codechg.log以外のファイル名を指定してください。
(4) コマンドパス
<インストールディレクトリ>\bin\codechg.exe
デフォルトは,C:\Groupmax\apposv\bin\codechg.exe
(5) リターンコード
- このコマンドは,次のサービスを停止した状態で実行してください。対象サーバが複数台ある場合は,全サーバのサービスを停止してください。
「Groupmax Scheduler Server」
「Groupmax Scheduler Server Tool」
「Groupmax Facilities Manager」
「Groupmax Facilities Manager Tool」
- 第1引数の「ユーザ(施設)ID変換ファイルのファイル名」には,「11.2.6(1) コマンドを実行する前の準備」で作成したファイル名をフルパスで指定してください。
- 変換には多少時間が掛かりますが,処理を中断しないでください。処理を中断した場合,変換後のアプリケーションの動作は保証しません。
- ユーザ管理情報ファイルの変換以外の用途に使用しないでください。使用した場合,アプリケーションの動作は保証しません。
- 実行結果については,<インストールディレクトリ>\log\codechg.logを参照してください。
- 次のようなフォーマットで変換テーブルを作成しないでください。環境データが不正になるおそれがあります。
- <例1>
- ユーザ(施設)IDが変換前と変換後の両方に指定されているフォーマット
- <例2>
- 変換前及び変換後に同一のユーザ(施設)IDが複数回指定されているフォーマット
- このコマンドを実行する前に,必ずシステム内のすべてのサーバで,次に示すデータのバックアップを取得してください。エラー発生時のリカバリに使用します。
<インストールディレクトリ>\etc
<インストールディレクトリ>\room
<スケジュール格納ディレクトリ>
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