Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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付録J 用語解説

(英字)

DBモード
Scheduler ServerのデータをHiRDBで一元管理するモードです。
DBモードに対して,Scheduler Server自身でデータを管理する方法をファイルモードと呼びます。
pdload
HiRDBで,ユーザが用意したデータを表に格納するデータベース作成ユティリティです。

(ア行)

親サーバ
ファイルモードで,管理データのマスターデータを持つサーバを親サーバと呼びます。親サーバはシステム内で一つ決めてください。管理データは親サーバで作成・変更し,子サーバに反映します。シングルサーバ構成の場合,親サーバの設定をしてください。

(カ行)

拡張スケジュール
スケジュールのメモ欄情報とは別に,汎用的に情報を登録できるデータ項目です。Scheduler Clientで使用できます。
管理ツール
管理データの作成に使用するツールです。
ファイルモードの場合は,Scheduler_Facilities管理ツールを指します。
DBモードの場合は,次のディレクトリに格納されているファイルを指します。
<インストールディレクトリ>\sftool\SFTool32.exe
管理ツールサーバ
次のサービスを指します。
「Groupmax Scheduler Server Tool」サービス
「Groupmax Facilities Manager Tool」サービス
管理ツールサーバは,主に次の処理を実行します。
  • 管理ツールへのデータ送受信
  • マルチサーバ構成時のサーバ間の管理データ転送
  • 「コンフィギュレーション」の自動実行
「管理ツールサーバ」に対して使用される「サーバ」は,次のサービスを指します。
「Groupmax Scheduler Server」サービス
「Groupmax Facilities Manager」サービス
管理データ
ユーザの管理データと施設の管理データの2種類があります。管理データについては「付録A.1 管理データ」を参照してください。
複数のサーバでScheduler Server又はFacilities Managerを構成したときには,サーバ同士の管理データを一致させるため,親サーバの管理データを更新するたびに子サーバで「管理データ取得」を実行する必要があります。
ゲートウェイサーバ
ファイルモードで複数システムのScheduler Serverを接続して使用する場合の,他システムに接続するためのサーバです。このサーバは専用ではなく,親・子サーバと兼用できます。
兼任ユーザ
同一ユーザを複数の組織に所属させるために登録するユーザです。主体ユーザと兼任ユーザのスケジュールデータは共有します。
兼任ユーザはAddress Serverで登録できます。Address Serverと連携しない場合は,兼任ユーザは登録できません。
子サーバ
ファイルモードで,親サーバ以外のサーバを子サーバと呼びます。親サーバ上で管理データを変更した際には,「管理データ取得」機能を使って子サーバに反映する必要があります。

(サ行)

削除待ち施設
SFimportコマンドで削除された施設は,削除済みのステータスになりますが,該当施設の施設情報とスケジュールはデータベースから削除されません。この施設を削除待ち施設と呼びます。
これらのデータは,SFdelschコマンドの実行によってデータベースから削除されます。
削除待ちユーザ
Address Serverでユーザを削除して,変更通知取得機能でScheduler Serverに反映すると,削除済みのステータスになりますが,該当ユーザのユーザ情報とスケジュールはデータベースから削除されません。このユーザを削除待ちユーザと呼びます。
これらのデータは,SFdelschコマンドの実行によってデータベースから削除されます。
システム
Scheduler Server及びFacilities Managerを運用するための最小単位です。1台以上のサーバと1台以上のクライアントから構成されます。マルチサーバ構成の場合,1台の親サーバと1台以上の子サーバ,及び1台以上のクライアントの集合が1システムとなります。
施設ID
Facilities Managerは施設のスケジュールデータをIDで管理します。そのためにFacilities Managerを使用する施設ごとに施設IDを振る必要があります。
主体ユーザ
兼任ユーザ(同一ユーザを複数の組織に所属させるために登録するユーザ)に対する用語で,本来所属する組織にいる兼任元のユーザを指します。
種別テーブル
Facilities Managerは施設を階層構造で作成し,各階層は組織で管理します。各組織の情報を管理するテーブルを種別テーブルと呼びます。
種別テーブルID
Facilities Managerは施設を階層構造で作成し,各階層は組織で管理します。そのために組織ごとに種別テーブルIDを振る必要があります。
ストアドプロシジャ
一連のデータベースのアクセス手順を手続きとしてデータベースに登録しておく機能です。
スレーブサーバ
DBモードで運用している場合,マスターサーバ以外のサーバをスレーブサーバと呼びます。
セキュリティランク
各ユーザ・施設に設定する属性情報です。ユーザ間,ユーザと施設間のアクセス権を設定するために使用します。
組織グループ
所属する組織に応じてユーザ間のアクセス権を設定する際に使用する組織の集合です。

(タ行)

他システム
Schedulerシステムを会社間などで接続することで,スケジュールの参照や予約ができます。この場合の接続先のシステムを他システムと呼びます。

(ハ行)

汎用化データ
休日情報,行先区分情報,及び時間区切り線情報の集合のことです。
ファイルモード
Scheduler Server自身でデータを管理するモードです。
ファイルモードに対して,Scheduler ServerのデータをHiRDBで一元管理する方法をDBモードと呼びます。
部署テーブル
Scheduler Server及びFacilities Managerはユーザを階層構造で作成し,各階層は組織で管理します。各組織の情報を管理するテーブルを部署テーブルと呼びます。
部署テーブルID組織ID
Scheduler Server及びFacilities Managerはユーザを階層構造で作成し,各階層は組織で管理します。そのために組織ごとに部署テーブルID(組織ID)を振る必要があります。部署テーブルIDはシステム内で必ず重ならないようにしてください。部署テーブルIDは,6文字以内の半角英数字小文字(Address Serverとの連携時には8文字以内の半角英数字小文字)が使用できます。
ホームサーバ
各ユーザ・施設に登録されたスケジュールデータを格納するサーバをホームサーバと呼びます。各ユーザ・施設を作成する際に,ユーザごと・施設ごとにホームサーバを指定します。
DBモードの場合は,ホームサーバにはスケジュールデータは格納されませんが,各ユーザが接続するサーバとなります。

(マ行)

マスターサーバ
DBモードで運用している場合,DBにアクセスするコマンドを実行するサーバをマスターサーバと呼びます。マスターサーバ以外のサーバはスレーブサーバと呼びます。

(ヤ行)

ユーザID
Scheduler Server及びFacilities Managerは,ユーザのスケジュールデータをIDで管理します。そのため,Scheduler Server及びFacilities Managerを使用するユーザごとにユーザIDを振る必要があります。