Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
SFexportは,Scheduler Server,又はFacilities Managerに登録されている部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の情報をCSV形式で出力します。
このコマンドによって出力されるファイルは,SFimportコマンドで使用する登録ファイルと同じ形式です。このため,出力したファイルを編集することで登録ファイルとして利用できます。
SFexportでサポートしている機能を次の表に示します。
表11-6 SFexportでサポートしている機能
| 項番 | サポートする機能 |
|---|---|
| 1 | 部署テーブル情報の出力 |
| 2 | ユーザ情報の出力 |
| 3 | 種別テーブル情報の出力 |
| 4 | 施設情報の出力 |
| 5 | 他システム情報の出力 |
| 6 | セパレータ情報の出力 |
| 7 | 施設管理者情報の出力 |
次の場合には,SFexportを実行しないでください。
SFexport.exe {/sfgu|/a} OutputFileName EnvPath [logname]
表11-7 SFexportのオプションと出力項目
| オプション※1 | 出力項目 | |||
|---|---|---|---|---|
| 部署テーブル | ユーザ | 種別テーブル | 施設 | |
| /a,/sf,/gu,/sfgu | ○ | ○ | ○ | ○ |
| /sfg | ○ | − | ○ | − |
| /sfu | − | ○ | − | ○ |
| /s※2,/sgu | ○ | ○ | − | − |
| /f,/fgu | − | − | ○ | ○ |
| /sg | ○ | − | − | − |
| /su※2 | − | ○ | − | − |
| /fg | − | − | ○ | − |
| /fu | − | − | − | ○ |
<インストールディレクトリ>\bin\SFexport.exe
0:正常終了(エラーが発生しても、処理を継続した場合を含む)
1:エラー終了
実行結果,及びエラーメッセージは標準出力,及び<ログ出力ファイル名>に出力します。<SFexport実行時ディレクトリ>\SFexport.logファイルに詳細なメッセージを出力します。既にSFexport.logが存在する場合は上書きされます。SFexportのメッセージについては,「13.9 「SFexport」のメッセージ」を参照してください。
SFexportの使用例を説明します。使用例では,次の図に示すように登録されている部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の情報を出力します。
図11-2 例題で使用する部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の登録状況
使用例では,SFexportを実行できる状態であることと,ディレクトリが次のように設定されていることを前提とします。
次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのすべての情報が出力されます。
SFexport /a C:\Temp\data.csv C:\Groupmax\apposv
次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのユーザと施設情報だけが出力されます。
SFexport /u C:\Temp\data.csv C:\Groupmax\apposv
次に示すようにコマンドを実行すると,data.csvファイルには登録済みのユーザ情報だけが出力されます。
SFexport /su C:\Temp\data.csv C:\Groupmax\apposv
SFexportで登録情報をファイルに出力し,そのファイルを編集して登録ファイルとして利用すれば,登録済みの情報を変更する場合の登録ファイルが簡単に作成できます。ここでは登録済みのユーザ名を変更する登録ファイルを作成する例について説明します。
SFexport -su C:\temp\data.csv C:\Groupmax\apposv
C:\temp\data.csvの内容
| 処理種別 | 組織種別 | 処理区分 | ... | 所属組織ID | ... | 日本語名 | ... |
| S | U | I | kaiht1.uid | 山田課長 |
C:\temp\data.csvの内容
| 処理種別 | 組織種別 | 処理区分 | ... | 所属組織ID | ... | 日本語名 | ... |
| S | U | C | kaiht1.uid | (山田)K |
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