Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.2.12 SFimportCSVファイルからの一括登録

SFimportは,Scheduler Server,又はFacilities Managerに対して部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の情報をCSVファイルから一括して登録します。

<この項の構成>
(1) SFimportの機能
(2) SFimportの登録ファイル
(3) SFimportの実行手順
(4) SFimport実行時の注意点
(5) コマンドの書式
(6) コマンドパス
(7) リターンコード
(8) 注意
(9) SFimportの使用例

(1) SFimportの機能

SFimportでサポートしている機能を次の表に示します。

表11-8 SFimportでサポートしている機能

項番 サポートする機能
1 部署テーブルの登録
2 部署テーブルの「部署名」変更
3 部署テーブルの削除
4 ユーザの登録
5 ユーザの「ユーザ名」変更
6 ユーザの「セキュリティランク」変更
7 ユーザの「E-Mailアドレス」登録
8 ユーザの「E-Mailアドレス」変更
9 ユーザの「E-Mailアドレス」削除
10 ユーザの削除
11 種別テーブルの登録
12 種別テーブルの「種別名」変更
13 種別テーブルの削除
14 施設の登録
15 施設の「施設名」変更
16 施設の「セキュリティランク」変更
17 施設の削除

SFimportでサポートしていない機能を次の表に示します。

表11-9 SFimportでサポートしていない機能

項番 サポートしていない機能 回避策
1 部署テーブル,種別テーブルのテーブルIDの変更 変更対象テーブルをいったん削除してから再登録してください。
登録レコードの並び順は,変更対象テーブル下位に登録されている部署テーブル(種別テーブル)やユーザ(施設)を先に削除するような並び順にしてください。再登録する並び順は,削除の順番と逆になります。
  • 部署テーブル(種別テーブル)を削除する場合,下位に部署テーブル(種別テーブル)やユーザ(施設)が登録されているとエラーとなり,削除できません。
2 ユーザID,施設IDの変更 codechgを利用してください。詳細は,「11.2.6 codechg(ユーザ(施設)IDの変換)」を参照してください。
3 ユーザ,施設のホームサーバ名の変更 hostchgを利用してください。詳細は,「11.2.8 hostchg(ホスト名変換)」を参照してください。
4 部署テーブル,種別テーブル,ユーザ,施設の移動 変更対象テーブルやユーザ,施設をいったん削除してから再登録します。
部署テーブル(種別テーブル)を移動する場合,登録レコードの並び順は,変更対象テーブル下位に登録されている部署テーブル(種別テーブル)やユーザ(施設)を先に削除するような並び順にしてください。再登録する並び順は,削除の順番と逆になります。
  • Scheduler_Facilities管理ツールでの移動もできます。
  • 部署テーブル(種別テーブル)を削除する場合,下位に部署テーブル(種別テーブル)やユーザ(施設)が登録されているとエラーとなり,削除できません。
5 その他の機能 Scheduler_Facilities管理ツールで設定してください。
(a) 注意

(2) SFimportの登録ファイル

SFimportの実行に必要な登録ファイルについて説明します。

(a) 登録ファイルとは

登録ファイルとは,SFimportで追加・変更・削除する部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の情報を設定したCSVファイルです。1レコード(行)に一つずつ,情報をコンマで区切って設定します。

SFimportは登録ファイルを読み込んで,設定されている情報をScheduler Server,又はFacilities Managerに登録します。

登録ファイルの記述規則は次のとおりです。

(b) 登録ファイルの設定内容

ファイルモード用の登録ファイルの1レコード(行)には14項目分の領域を確保する必要があります。登録ファイルの14項目の名称と項目に設定する内容を次に示します。

14項目のうち登録ファイル作成時に設定が必要な項目は,組織種別(部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設)や処理区分(追加・変更・削除)によって異なります。

  1. 処理種別
    部署テーブルとユーザの場合"S"を,種別テーブルと施設の場合"F"を指定します。ただし,Facilities Manager をインストールしていない場合,"F"は指定できません。
    "#"を指定した場合,そのレコード(行)はコメントレコードになります。
  2. 組織種別
    登録するデータの組織種別を指定します。最上位の部署テーブルの場合は"C"を,それ以外の部署テーブルの場合は"G"を,ユーザの場合は"U"を指定します。
    また,最上位の種別テーブルの場合は"C"を,それ以外の種別テーブルの場合は"G"を,施設の場合は"U"を指定します。
  3. 処理区分
    "A"(追加),"C"(変更),"D"(削除),"I"(コメント)を指定します。これ以外の文字を指定しないでください。"A"(追加)を指定した場合,情報を新規に追加します。"C"(変更)を指定した場合,登録済みの情報を変更します。"D"(削除)を指定した場合,登録済みの情報を削除します。"I"(コメント)を指定した場合,そのレコード(行)はコメントレコード(処理種別の先頭に#を挿入)として扱います。
  4. 上位組織ID
    処理対象が部署テーブルの場合,上位部署のテーブルIDを指定します。ただし,処理対象の部署テーブルが最上位の部署テーブルの場合は,処理対象の部署テーブルIDを上位組織IDにも指定します(上位組織IDと所属組織IDに同じ部署テーブルIDを指定します)。
    部署テーブルのIDには,半角英数字の小文字6文字以内で設定し,末尾には".uid"を付けたものを指定してください。
    処理対象が種別テーブルの場合,上位種別のテーブルIDを指定します。ただし,処理対象の種別テーブルが最上位の種別テーブルの場合は,処理対象の種別テーブルIDを上位組織IDにも指定します(上位組織IDと所属組織IDに同じ種別テーブルIDを指定します)。
    種別テーブルのIDには,半角英数字の小文字6文字以内で設定し,末尾には".rid"を付けたものを指定してください。
    処理対象がユーザ,又は施設の場合は,設定しないでください。
  5. 所属組織ID
    処理対象が部署テーブルの場合,その部署テーブルのテーブルIDを指定します。
    処理対象がユーザの場合,所属する部署テーブルのテーブルIDを指定します。
    部署テーブルのIDには,半角英数字の小文字6文字以内で設定し,末尾には".uid"を付けたものを指定してください。
    処理対象が種別テーブルの場合,その種別テーブルのテーブルIDを指定します。
    処理対象が施設の場合,所属する種別テーブルのテーブルIDを指定します。
    種別テーブルのIDには,半角英数字の小文字6文字以内で設定し,末尾には".rid"を付けたものを指定してください。
  6. 日本語組織名
    処理対象が部署テーブルの場合,その部署テーブルの部署名を指定します。
    処理対象が種別テーブルの場合,その種別テーブルの種別名を指定します。
    処理対象がユーザ,又は施設の場合は,設定しないでください。
    全角文字,数字,英小文字,英大文字,半角片仮名,及び次の半角記号を使用して,20バイト以内の文字列で指定します。
    :,|,=,<,>,$,!,~(チルダ),"(ダブルクォーテーション),.(ピリオド),#,@,(,),+,,(コンマ),_,^(ハット),`(バッククォート),{,},[,],*,;,\,半角スペース,?,/,%,。(句点),「,」,、(読点),・(中点),゛(濁点),゜(半濁点),-(マイナス),&,'(シングルクォーテーション)
    ただし,半角スペースは先頭には使用できません。
  7. ホームサーバ
    処理対象ユーザ,又は施設のホームサーバ(Scheduler Server,又はFacilities Manager)のドメイン名,又はホスト名を指定します。
    処理対象が部署テーブル,又は種別テーブルの場合,設定しないでください。
    数字,英小文字,英大文字,及び次の半角記号を使用して,255バイト以内の文字列で指定してください。
    .(ピリオド),-(マイナス)
    ホームサーバ名は,「6.1.4(1) DNSホスト名の登録」で登録したホスト名を指定してください。
  8. 日本語名
    処理対象のユーザのユーザ名,又は施設の施設名を指定します。
    処理対象が部署テーブル,又は種別テーブルの場合,設定しないでください。
    全角文字,数字,英小文字,英大文字,半角片仮名,及び次の半角記号を使用して,20バイト以内の文字列で指定します。
    :,|,=,<,>,$,!,~(チルダ),"(ダブルクォーテーション),.(ピリオド),#,@,(,),+,,(コンマ),_,^(ハット),`(バッククォート),{,},[,],*,;,\,半角スペース,?,/,%,。(句点),「,」,、(読点),・(中点),゛(濁点),゜(半濁点),-(マイナス),&,'(シングルクォーテーション)
    ただし,半角スペースは先頭には使用できません。
  9. ユーザID
    処理対象のユーザのユーザID,又は施設の施設IDを指定します。
    処理対象が部署テーブル,又は種別テーブルの場合,設定しないでください。
    半角英数文字か”-(マイナス)”を使用して8文字以内で指定してください。ただし,”-(マイナス)”は先頭には使用できません。また,大文字か小文字かだけが異なるユーザID,又は施設ID(例:abc12345とAbc12345)を指定しないでください。
  10. セキュリティ
    処理対象がユーザ,又は施設の場合,セキュリティランクを,英大文字(A〜Z),1文字で指定します。
    処理対象が部署テーブル,又は種別テーブルの場合,設定しないでください。
  11. 未使用
    何も指定しないでください。
  12. E-mail ID
    処理対象がユーザの場合,E-Mailアドレスを255バイト以内の文字列で指定します。
    処理対象がユーザ以外の場合は,設定しないでください。
    既に登録済みのE-Mailアドレスを削除する場合は,"D"を1文字で指定します。
  13. 入力ファイルのチェック
    SFimportがチェックした結果,設定項目に誤りがある場合にエラー番号を出力します。設定は不要ですが,項目欄は必ず確保してください。
    エラー番号については,「13.8.1 入力ファイルのチェックのエラー番号」を参照してください。
  14. 登録結果
    SFimportが実行結果を出力します。登録処理でエラーが発生した場合は,エラー番号を出力します。値は設定できませんが,項目欄は必ず確保してください。
    エラー番号については,「13.8.2 登録結果のエラー番号」を参照してください。
(c) 登録ファイルの設定項目

登録ファイルに設定する場合に必要な項目を次の表に示します。

表11-11 登録ファイルに設定する場合に必要な項目(部署テーブル)

登録ファイルで設定する順番 処理内容 最上位の部署テーブルの新規登録 最上位の部署テーブルの「部署名」変更 最上位の部署テーブルの削除 部署テーブルの新規登録 部署テーブルの「部署名」変更 部署テーブルの削除
1 処理種別 S S S S S S
2 組織種別 C C C G G G
3 処理区分 A C D A C D
4 上位組織ID
5 所属組織ID
6 日本語組織名
7 ホームサーバ × × × × × ×
8 日本語名 × × × × × ×
9 ユーザID × × × × × ×
10 セキュリティ × × × × × ×
11 未使用 × × × × × ×
12 E-mail ID × × × × × ×
13 入力ファイルのチェック
14 登録結果

(凡例)
○:必ず設定することを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
−:設定する必要がないことを示します。
×:値を設定してはいけないことを示します。
A,C,D,G,S:表中の値を設定することを示します。

表11-12 登録ファイルに設定する場合に必要な項目(ユーザ)

登録ファイルで設定する順番 処理内容 ユーザの新規登録 ユーザの「ユーザ名」変更 ユーザの「セキュリティランク」変更 ユーザの「E-Mail ID」登録/変更 ユーザの「E-Mail ID」削除 ユーザの削除
1 処理種別 S S S S S S
2 組織種別 U U U U U U
3 処理区分 A C C C C D
4 上位組織ID × × × × × ×
5 所属組織ID
6 日本語組織名 × × × × × ×
7 ホームサーバ
8 日本語名
9 ユーザID
10 セキュリティ
11 未使用 × × × × × ×
12 E-mail ID D
13 入力ファイルのチェック
14 登録結果

(凡例)
○:必ず設定することを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
−:設定する必要がないことを示します。
×:値を設定してはいけないことを示します。
A,C,D,S,U:表中の値を設定することを示します。

表11-13 登録ファイルに設定する場合に必要な項目(種別テーブル)

登録ファイルで設定する順番 処理内容 最上位の種別テーブルの新規登録 最上位の種別テーブルの「種別名」変更 最上位の種別テーブルの削除 種別テーブルの新規登録 種別テーブルの「種別名」変更 種別テーブルの削除
1 処理種別 F F F F F F
2 組織種別 C C C G G G
3 処理区分 A C D A C D
4 上位組織ID
5 所属組織ID
6 日本語組織名
7 ホームサーバ × × × × × ×
8 日本語名 × × × × × ×
9 ユーザID × × × × × ×
10 セキュリティ × × × × × ×
11 未使用 × × × × × ×
12 E-mail ID × × × × × ×
13 入力ファイルのチェック
14 登録結果

(凡例)
○:必ず設定することを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
−:設定する必要がないことを示します。
×:値を設定してはいけないことを示します。
A,C,D,F,G:表中の値を設定することを示します。

表11-14 登録ファイルに設定する場合に必要な項目(施設)

登録ファイルで設定する順番 処理内容 施設の新規登録 施設の「施設名」変更 施設の「セキュリティランク」変更 施設の削除
1 処理種別 F F F F
2 組織種別 U U U U
3 処理区分 A C C D
4 上位組織ID × × × ×
5 所属組織ID
6 日本語組織名 × × × ×
7 ホームサーバ
8 日本語名
9 ユーザID
10 セキュリティ
11 未使用 × × × ×
12 E-mail ID × × × ×
13 入力ファイルのチェック
14 登録結果

(凡例)
○:必ず設定することを示します。
●:必ず登録済みのデータを設定することを示します。
△:任意で設定することを示します。
−:設定する必要がないことを示します。
×:値を設定してはいけないことを示します。
A,C,D,F,U:表中の値を設定することを示します。

(d) 登録ファイルの作成方法

登録ファイルの作成方法を次の二つの手順に分けて説明します。

登録ファイルの基になるデータの用意
データを用意する方法には次の二つがあります。
  • Scheduler Server,又はFacilities Managerが提供する登録ファイルのサンプルを利用する
    <インストールディレクトリ>\bin\Aasya.csv
  • Scheduler Server,又はFacilities Managerに登録済みの情報を出力して利用する
    SFexportコマンドを実行します。オプションなどの指定を変更すれば,ユーザの情報だけを出力したり,部署テーブル情報だけを出力したりすることもできます。SFexportの詳細は,「11.2.11 SFexport(CSVファイルへの出力)」を参照してください。
    出力したファイルを利用して,登録ファイルを作成します。

表計算ソフトやテキストエディタでの作成
Excelなどの表計算ソフトやメモ帳などのテキストエディタを使って登録ファイルを作成する方法を説明します。
表計算ソフトとテキストエディタのどちらを使っても登録ファイルは作成できます。しかし,表計算ソフトを使った方がデータを見やすいため,登録ファイルの作成が容易です。
  • 表計算ソフトでの登録ファイルの作成
    表計算ソフトで作成する場合,各レコード(行)のセルに項目の値を設定します。値を設定する必要がないセルには,データを入力しないでください。
    注意
    登録ファイルは,1レコード(行)に14項目分の領域を確保する必要があります。表計算ソフトで作成した登録ファイルを保存する場合,保存形式にCSV形式(コンマ区切り形式)を選択して保存します。なお,入力されている項目以降は「,(コンマ)」が出力されない場合があります。
    表計算ソフトで作成する場合の例を次に示します。
    1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
    S C A asya.uid asya.uid A社                
    サンプルファイルやSFexportで出力したファイルを基にして登録ファイルを作成すると,先頭行に見出しが設定されるため,項目に何を設定するのかが分かりやすくなります。
  • テキストエディタでの登録ファイルの作成
    メモ帳などのテキストエディタで作成する場合,各レコード(行)に各項目の値を「,(コンマ)」で区切って設定します。値を設定する必要がない場合は,コンマだけを設定します。
    注意
    登録ファイルは,1レコード(行)に14項目分の領域を確保する必要があります。このためには,テキストエディタで作成する場合は,1レコード(行)に13個のコンマが必要です。
    テキストエディタで作成する場合の例を次に示します。
    S,C,A,asya.uid,asya.uid,A社,,,,,,,,
(e) 登録ファイル作成時の注意事項

登録ファイルを作成するときに注意が必要な事項について説明します。

(3) SFimportの実行手順

SFimportを使用して部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設を登録する手順について説明します。SFimportを使用するときは,この手順どおりに実行してください。

SFimportを使用して部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・移動・変更・削除をScheduler Server,又はFacilities Managerに登録する手順を説明します。

  1. 登録ファイルの作成
  2. サーバ,管理ツールサーバ停止
  3. バックアップ取得
  4. SFimport実行
  5. 管理ツールサーバ起動
  6. 管理データ取得
  7. サーバ起動
(a) 登録ファイルの作成

SFimportで部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・変更・削除をScheduler Server,又はFacilities Managerに登録するには,登録する追加や変更などの内容を記述した登録ファイルを作成する必要があります。

登録ファイルについては,「11.2.12(2) SFimportの登録ファイル」を参照してください。

SFimportは,ここで作成した登録ファイルを基にしてScheduler Server,又はFacilities Managerに部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加や変更などを登録します。

(b) サーバ,管理ツールサーバ停止

親サーバとすべての子サーバで次のサービスを停止します。

(c) バックアップ取得

親サーバの管理データのバックアップを取得します。

バックアップ対象データは次のとおりです。

<インストールディレクトリ>\etc
<インストールディレクトリ>\room
(d) SFimport実行

親サーバでSFimportを実行して,登録ファイルの部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設の追加・変更・削除をScheduler Server,又はFacilities Managerに登録します。SFimportの指定形式の詳細は,「11.2.12(5) コマンドの書式」を参照してください。

(e) 管理ツールサーバ起動

親サーバとすべての子サーバで次のサービスを起動します。

(f) 管理データ取得

すべての子サーバで「管理データ取得」を実行してください(1台だけの運用となる場合は不要です)。

(g) サーバ起動

親サーバとすべての子サーバで次のサービスを起動します。

(4) SFimport実行時の注意点

次の場合には,SFimportを実行しないでください。

(5) コマンドの書式

SFimport.exe {/i|/c} InputFileName EnvPath [logname]

(6) コマンドパス

<インストールディレクトリ>\bin\SFimport.exe

(7) リターンコード

0:正常終了

1:異常終了

(8) 注意

(9) SFimportの使用例

(a) サンプル構成

SFimportで部署テーブル,ユーザ,種別テーブル,施設情報を登録するサンプルの構成を説明します。サンプルでは,架空の会社であるA社にScheduler Server,Facilities Managerの環境を構築することを想定しています。A社の構成を次の図に示します。

図11-3 A社の構成

[図データ]

(b) データ追加の例

データ追加のサンプルファイルは,<インストールディレクトリ>\bin\Aasya.csvです。このファイルを基にデータ追加の例を説明します。

(c) ユーザ情報の変更の例

データ変更のサンプルファイルは,<インストールディレクトリ>\bin\Casya.csvです。このファイルを基にデータ変更の例を説明します。

(d) データ削除の例

データ削除のサンプルファイルは,<インストールディレクトリ>\bin\Dasya.csvです。このファイルを基にデータ削除の例を説明します。