codechg.exe directory [logname]

• 第1引数
  directory：ユーザID変換ファイルと施設ID変換ファイルの格納ディレクトリ
  ユーザID変換ファイルと施設ID変換ファイルが格納されているディレクトリ（ファイル名は除く）をフルパスで指定してください。
  ファイル名は次のとおりです。変更はできません。
  
  • ユーザID変換ファイル名：uidfile.txt
  • 施設ID変換ファイル名：fidfile.txt
  ユーザ（施設）ID変換ファイルのフォーマットは次のとおりです。ファイルの文字コードはShift-JISです。
  

  変換前のユーザ（施設）ID<スペース又はタブ>変換後のユーザ（施設）ID<改行>

  ユーザ（施設）ID変換ファイル作成時の注意事項は次のとおりです。
  
  • 上記のフォーマットを1レコードとして，変換対象数分レコードを作成してください。
  • ユーザ（施設）IDは10文字以内の英数字で記述してください。
  • 指定したフォーマットどおりにユーザ（施設）ID変換ファイルを作成しなかった場合，変換後にアプリケーションが正常に動作しなくなる場合があります。
• 第2引数
  logname：ログファイル名（省略可）
  標準出力に出力するメッセージをファイルへ出力する場合，出力先のファイル名を指定してください。既に同じファイル名が存在する場合は上書きされます。
  ファイル名として「codechg.log」は指定しないでください。codechgコマンドの実行結果とエラーログファイルは，codechg.logに出力されます。
  

＜インストールディレクトリ＞\bin\codechg.exe

デフォルトは，C:\Groupmax\apposv\bin\codechg.exe

0：正常終了

1：異常終了

2：ユーザによる処理の中断（入力チェック後の変更指示でNを選択した場合。KDAE01012-Iを出力する）

• このコマンドを実行する前に，必ず次のサービスを停止してください。対象サーバが複数台ある場合は，全サーバのサービスを停止してください。
  「Groupmax Facilities Manager」
  「Groupmax Scheduler Server」
  
• 変換には多少時間が掛かりますが，処理を中断しないでください。処理を中断した場合，変換後のアプリケーションの動作は保証しません。
• ユーザ管理情報ファイルの変換以外の用途に使用しないでください。使用した場合，アプリケーションの動作は保証しません。
• 実行結果については，＜インストールディレクトリ＞\log\codechg.logを参照してください。
• このコマンドは実行時にトレース情報を出力します。トレース情報については「付録E.3　コマンド実行時に出力されるトレース情報」を参照してください。
• 次のようなフォーマットで変換テーブルを作成しないでください。環境データが不正になるおそれがあります。
  

  ＜例1＞

  ユーザ（施設）IDが変換前と変換後の両方に指定されているフォーマット

  AAAAA BBBBB BBBBB CCCCC

  ＜例2＞

  変換前及び変換後に同一のユーザ（施設）IDが複数回指定されているフォーマット

  BBBBB CCCCC BBBBB DDDDD