Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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(1) コマンドの書式
- スケジュールデータが残っている削除済みユーザIDの強制登録の引数
/u:該当ユーザIDの再追加
ユーザ削除後に不要スケジュール削除コマンド(SFdelsch.bat)が実行されていない場合,このオプションで再追加を実行しなければ,該当ユーザIDの再追加はできません。
削除したユーザにスケジュールが残っている場合,スケジュールが削除されるまでは,そのユーザを再登録できません。
このオプションの指定によって,そのユーザと同じユーザIDで登録要求があった場合,ユーザを強制的に登録し,メッセージ(KDAE03110-W)を出力します。
(3) コマンドパス
<インストールディレクトリ>\bin\indxget.exe
デフォルトは,C:\Groupmax\apposv\bin\indxget.exe
(4) リターンコード
- indxgetコマンド実行中に,一括登録や運転席からの追加・削除・変更などAddress Serverのアドレス帳情報を変更する処理をしないでください。
- Scheduler Serverを運用中に実行する場合は,クライアントからのアクセスが少ない時間帯に実行してください。運用中に実行する場合,クライアントからのアクセス(スケジュール参照,ログインなど)が失敗することがあります。
- Address Serverからの変更通知情報は,Address Serverにユーザを登録・変更してから1時間(デフォルト)後か,Address Serverの再起動によって出力されます(変更通知情報の出力間隔はAddress Serverで指定できます)。その後,indxgetコマンドを実行してください。
- Address Serverが起動している状態で実行してください。
- Address Serverの兼任ユーザは,兼任指定された組織に追加・変更・削除されます。兼任ユーザについては,「6.1.2(7) 兼任ユーザについて」を参照してください。
- Address Serverの「宛先ユーザ」・「アドレス帳ユーザ」は,Scheduler Serverのユーザとして登録されません。
- Address Serverでセキュリティランクが設定されていない場合,デフォルトのセキュリティランクとして「A」を設定します。
- 二重起動はできません。後から起動したものは起動時にエラーとなります。
- このコマンドを実行したとき,実行結果は標準出力に出力されログファイルには出力されません。ファイルに出力したいときは,次のようにリダイレクトしてください。
indxget.exe(引数)>ログファイル名
- 処理に時間が掛かっている場合でも,途中で強制終了させないでください。強制終了した場合は,「11.3.2(6) エラー発生時の対処」に示す対処を実施した後,再実行してください。
- 「コンフィギュレーション」の[変更通知情報取得]を実行した場合は,<インストールディレクトリ>\log\indxget.logに実行結果が出力されます。
- このコマンドは実行時にトレース情報を出力します。トレース情報については「付録E.3 コマンド実行時に出力されるトレース情報」を参照してください。
- Address Serverに登録している組織略称の文字コードをUTF-8に変換した時に,文字列長が65バイト以上になる場合,先頭から64バイトまでの名称でScheduler Serverに登録されます。文字列の内容によっては,64バイトより短くなる場合もあります。
(6) エラー発生時の対処
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