Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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11.2.9 SCHogimp組織グループファイル及び特権ユーザ一覧ファイルの登録・チェック

このコマンドは,組織グループファイル及び特権ユーザ一覧ファイルの登録又はチェックを実行するコマンドです。SCHogimpコマンドでは,規定のフォーマットで作成された入力ファイルを基に,組織グループによるセキュリティを設定します。

<この項の構成>
(1) SCHogimpでサポートする機能
(2) SCHogimp実行時の注意点
(3) コマンドの書式
(4) 引数
(5) コマンドパス
(6) リターンコード
(7) 障害調査用のログ出力について

(1) SCHogimpでサポートする機能

SCHogimpでサポートしている機能を表に示します。なお,ユーザID・組織IDの存在チェックは実行しません。

表11-5 SCHogimpでサポートしている機能

項番 サポートする機能
1 文字列チェック
2 長さチェック
3 フォーマットチェック
4 ユーザID,組織IDの重複チェック
5 組織グループのアクセス権を補正。ファイルの先頭から見て各組織グループ名が最初に登場するレコードのアクセス権の値で,それ以降の同じ組織グループのレコードを補正します。

(2) SCHogimp実行時の注意点

(3) コマンドの書式

SCHogimp.exe {/i|/c} filename [logfilename]

(4) 引数

(5) コマンドパス

<インストールディレクトリ>\bin\SCHogimp.exe

(6) リターンコード

0:正常終了

1:異常終了(次の二つ以外のエラー)

2:異常終了(引数エラー)

3:異常終了(第2引数に指定したファイルのフォーマットに誤りがある場合(ファイルが0バイトの場合を含む))

(7) 障害調査用のログ出力について

コマンドを実行したディレクトリに,障害調査用のログSCHogimp.logを作成します。