Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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9.6 更新禁止解除コマンドagtcoutコマンド

ファイルモードで,Assist連携処理でエラーが発生して機能の使用に問題が生じ,<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.logに「E 親サーバから「更新禁止解除」コマンド(agtcout.exe)を実行し,ロックを解除してください」というメッセージが出力された場合は,次の手順で更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)を実行してください。

agtcoutコマンドの実行手順
  1. <インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.logを確認して,エラー原因を取り除いてください。
  2. 親サーバでagtcoutコマンドを実行してください。
  3. すべての子サーバから「コンフィギュレーション」の「管理データ取得」を実行してください。

agtcoutコマンドの説明
コマンド名
agtcout.exe
引数
なし
コマンドパス
<インストールディレクトリ>\bin\agtcout.exe
デフォルトはC:\Groupmax\apposv\bin\agtcout.exe
リターンコード
0:正常終了
1:異常終了
  • agtcoutの実行結果のログは親サーバにあります。親サーバの<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.logを参照してください。なお,過去のログは,親サーバの<インストールディレクトリ>\log\agent\SFagent.logにあります。
  • 更新禁止解除コマンドを実行する際は,すべての親サーバ,子サーバ上で管理ツールサーバ(「Groupmax Scheduler Server Tool」と「Groupmax Facilities Manager Tool」)が起動している必要があります。