Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


14.3 eztoolコマンドのサブコマンド

eztoolコマンドに指定できるサブコマンドの一覧を次の表に示します。

表14‒2 eztoolコマンドに指定できるサブコマンド一覧

項番

利用シーン

サブコマンド名

実行対象

1

閉塞と閉塞解除

クラスタを閉塞状態にする

close

クラスタ

2

クラスタの閉塞状態を解除する

open

クラスタ

3

状態確認

クラスタの状態を確認する

status

クラスタ※1

4

最新パラメタの一覧を表示する

listconf

クラスタ※1

5

キャッシュの一覧を表示する

listcache

クラスタ

6

ストアデータファイルの一覧を表示する

listesd

クラスタ

7

グループ名の一覧を表示する

listgroup

クラスタ※1

8

keyの一覧を表示する

listkey

クラスタ※1※2

9

データの格納先を表示する

getposition

クラスタ

10

レンジおよびキャッシュの使用状況を確認する

storeusage

クラスタ

11

排他制御

排他を解除する

unlock

クラスタ

12

メモリ・ディスク管理

キャッシュを作成する

createcache

クラスタ

13

キャッシュを削除する

deletecache

クラスタ

14

データ移行

データを書き出す

export

クラスタ※1

15

データを読み込む

import

クラスタ

16

ストアデータファイルを削除する

deleteesd

クラスタ

17

データ操作

指定したデータを格納する

put

EADSサーバ

18

指定したデータを取得する

get

EADSサーバ

19

指定したデータを削除する

remove

EADSサーバ

20

指定した範囲のデータをすべて削除する

removeall

クラスタ※1※2

21

ユーザファンクション

ユーザファンクションの実行可否を表示する

listfunc

クラスタ

22

ユーザファンクションを実行する

execfunc

クラスタ※1※2※3

23

負荷分散

レンジに格納できるkeyの数を均等にする

rebalance

クラスタ

24

永続化

永続データに関する情報の一覧を表示する

listecf

クラスタ※1

25

キャッシュを再開する

resume

クラスタ

26

キャッシュファイルを書き出す

exportecf

クラスタ※5

27

キャッシュファイルを読み込む

importecf

クラスタ

28

キャッシュファイルを削除する

deleteecf

クラスタ※5

29

キャッシュデータファイルをコンパクションする

compaction

EADSサーバ※4

30

トラブルシュート

スレッドダンプを出力する

threaddump

EADSサーバ

31

ログ,設定情報,ハードウェア情報,およびネットワーク情報を収集する

snapshot

EADSサーバ

32

終了

クラスタ内の全EADSサーバを終了する

stop

クラスタ

33

EADSサーバを強制終了する

forcestop

EADSサーバ

34

EADSサーバを縮退させる

isolate

EADSサーバ

注※1

-sまたは--singleオプションを指定すると,コマンドを実行したEADSサーバが対象となります。

注※2

-gまたは--groupオプションを指定すると,指定したグループ名のハッシュ値から決定したEADSサーバが対象となります。

注※3

-kまたは--keyオプションを指定すると,指定したkeyが格納されているEADSサーバが対象となります。

注※4

--cacheオプションを指定すると,コマンドを実行したキャッシュが対象となります。

--rangeオプションを指定すると,コマンドを実行したレンジが対象となります。

注※5

-lまたは--localオプションを指定すると,コマンドを実行したEADSサーバが対象となります。

〈この節の構成〉