Hitachi

インメモリデータグリッド Hitachi Elastic Application Data Store ユーザーズガイド


14.3.14 deletecache(キャッシュの削除)

〈この項の構成〉

(1) 機能

キャッシュを削除します。

このサブコマンドを実行すると,キャッシュと,そのキャッシュが持つデータが削除されます。

(2) 規則

(3) 形式

eztool deletecache <キャッシュ名>
                   [--with_deleteecf]

(4) オプションおよび引数

(a) <キャッシュ名>

削除するキャッシュの名称を指定します。

キャッシュ名に指定できる文字を次に示します。

  • キャッシュ作成時にキャッシュ定義ファイルを使用しなかった場合

    半角32文字までの,ASCIIコード「0x20」〜「0x7E」の文字が指定できます。

  • キャッシュ作成時にキャッシュ定義ファイルを使用した場合

    半角32文字までの,半角英数字(0〜9,A〜Z,およびa〜z)が指定できます。

(b) --with_deleteecf

ディスクキャッシュまたは2Wayキャッシュを削除する場合で,キャッシュファイルもあわせて削除したいときに指定します。

(5) リターンコード

次の表に示すリターンコードが返却されます。

表14‒32 eztool deletecacheコマンドのリターンコード

項番

リターンコード

リターンコードの説明

コマンド定義のeads.command.compatパラメタを指定していない場合

コマンド定義のeads.command.compatパラメタに0300を指定した場合

1

0

0

コマンドの実行に成功しました。

2

101

101

コマンドの初期化に失敗しました。

3

110

接続に失敗しました。

4

111

通信タイムアウトで失敗しました。

5

120

構文不正で失敗しました。

6

130

コマンドを実行できない状態のため失敗しました。

7

131

ほかのコマンドが実行中のため失敗しました。

8

150

コマンド実行中に失敗しました。

9

200

コマンドタイムアウトで失敗しました。