Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
- <この項の構成>
- (1) 使用できるコマンドの一覧
- (2) コマンド実行時の注意事項
(1) 使用できるコマンドの一覧
オブジェクトサーバで使用できるコマンドの一覧を表8-1に示します。
表8-1 使用できるコマンドの一覧
コマンド名称 Object Server High-end Object Server 実行権限 動作中に実行 停止中に実行 動作中に実行 停止中に実行 システム管理
アプリケーションプログラム実行モードへの変更 xodprmod − − ○ × オブジェクトサーバのシステム管理者 オブジェクトサーバのOSへの登録・削除 xodsetup × ◎ × ◎ スーパユーザ オブジェクトサーバの起動 xodstart × ◎ × ◎ オブジェクトサーバのシステム管理者
オブジェクトサーバの終了 xodstop ◎ × ◎ × マルチサービス用のオブジェクトサーバのOSへの登録・削除 xodmltup × × × ◎ データベース管理
データベースへのエリアの追加 xodaradd ○ × ○ × データベースのエリアの削除 xodarrm ○ × ○ × データベースの初期化 xodbinit × ◎ × ◎ データベースへのファイルの追加 xodfladd ○ × ○ × データベースのファイルの属性変更 xodflalt ○ × ○ × データベースの保守
データベースのバックアップ取得 xodbckup × ◎ × ◎ データベースのバックアウト xodbkout − − ● × データベースの回復 xodbrecv − − ● × データベースの再編成 xodbreog ○ × ○ × データベースのリストア xodbrstr × ◎ × ◎ データベースの再構成 データベースのエリアの再作成 xodbrcns ○ × ○ × データベースの再初期化 データベースのエリアの再初期化 xodarint × ◎ × ◎ 排他管理 排他制御テーブルのプール使用率の表示 xodlckpl ◎ × ◎ × ログメッセージ管理 ログメッセージの出力 xodlogcat ◎ ◎ ◎ ◎ データベース診断 スキーマ名の表示 xodschls ◎ ◎ ◎ ◎ データベースエリアの使用状況の表示 xodbuse ◎ ◎ ◎ ◎ データベースのエリアの情報表示 xodarls ◎ × ◎ × ディクショナリの情報表示 xoddicls ◎ ◎ ◎ ◎ ユーザジャーナル管理 ユーザジャーナルのアンロード xodujunl ◎ × ◎ × ジャーナルファイル管理
システムジャーナルファイルのステータス変更 xodjnlchg − − ◎ ◎ システムジャーナルファイルのクローズ xodjnlcls − − ◎ × システムジャーナルファイルの初期設定 xodjnlinit − − ◎ ◎ システムジャーナルの情報表示 xodjnlls − − ◎ × システムジャーナルファイルのオープン xodjnlopn − − ◎ × システムジャーナルファイルの削除 xodjnlrm − − ◎ ◎ システムジャーナルファイルのスワップ xodjnlswp − − ◎ × システムジャーナルファイルのアンロード xodjnlunl − − ◎ ◎ ステータスファイル管理
ステータスファイルのクローズ xodstscls − − ◎ × ステータスファイルの初期設定 xodstsinit − − ◎ ◎ ステータスファイルの情報表示 xodstsls − − ◎ × ステータスファイルのオープン xodstsopn − − ◎ × ステータスファイルの削除 xodstsrm − − ◎ ◎ ステータスファイルのスワップ xodstsswp − − ◎ × 障害時用
障害発生後の起動環境の修復 xodclear × ◎ × ◎ 障害情報の取得 xodras ◎ ◎ ◎ ◎ サーバ管理 プロセスの状態表示 xodpinfo ◎ × ◎ × クラスタリング機能※ オブジェクトサーバの稼働状態の確認 xodmonitor ◎ ◎ ◎ ◎ xodrunchk ◎ ◎ ◎ ◎
- (凡例)
- ◎:実行できます。
- ○:ユティリティ実行モードで実行してください。なお,ユティリティ実行モードでは,連携プログラムの実行はできません。
- ●:回復ユティリティ実行モードで実行してください。なお,回復ユティリティ実行モードでは,連携プログラムの実行はできません。
- ×:実行できません。
- −:このプログラムでは使用できません。
- 注※ HP-UXおよびAIXで御利用の場合だけ使用する機能です。
- コマンドは,オブジェクトサーバのシステム管理者が実行してください。ただし,xodsetupコマンドは,スーパユーザが実行してください。
- 運用コマンドを実行する環境に,環境変数を指定しておくことが必要です。環境変数については,「2.4.2 環境変数の設定」を参照してください。
- ステータスファイルの作成と初期化(xodstsinit)及びステータスファイルの削除(xodstsrm)は,現用又は予備状態のファイルには実行できません。
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