Groupmax Object Server Version 6 　システム管理者ガイド

xodjnlinit（システムジャーナルファイルの初期設定）

形　式

xodjnlinit -j jnl -f 物理ファイル名 {-n レコード数 | -s 作成サイズ}

機　能

UNIXファイルシステム下にシステムジャーナルファイルを作成します。さらに，オンラインで使用できるように初期設定します。

オプション

-j jnl

システムジャーナルファイルを初期設定します。必ず指定してください。

-f 物理ファイル名

初期設定する物理ファイル名を1〜63バイトの〈パス名〉で指定します。

コマンドを実行すると，ここで指定したファイルが作成されますので，既にある物理ファイルを指定するとエラーになります。

-n レコード数

初期設定するファイルのレコード数を20〜262144の〈符号なし整数〉で指定します。なお，ここでいうレコードとはジャーナルサーバが管理するファイルシステム上のエリアの単位です。1レコードは4,096バイトです。

-s 作成サイズ

初期化するファイルのサイズをキロバイト単位で指定します。指定できる範囲は，80〜1048576までです。なお，指定された値は，4キロバイト単位に切り上げられます。

終了ステータス

コマンドの終了ステータスを示します。

0　　：正常終了

0以外：異常終了

注意事項

• このコマンドはオブジェクトサーバのシステム管理者だけが実行できます。

• 既に，存在する物理ファイル名を指定するとエラーとなります。

• 作成する物理ファイルの容量は次の計算式で求められます。
  
  • 「xodjnlinit　-j　jnl　-f　物理ファイル名　-n　レコード数」と入力した場合
    物理ファイルの容量（バイト）＝4,096×レコード数
    
  • 「xodjnlinit　-j　jnl　-f　物理ファイル名　-s　作成サイズ」と入力した場合
    

    

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