Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
形 式
xodflalt -n エリア名 -f ファイル名 -m 最大割り当て量
機 能
指定されたファイルの属性を変更します。変更できるのは,ファイルの最大割り当て量です。
オプション
-n エリア名
属性を変更するファイルのあるエリアのエリア名を1〜30バイトの〈文字列〉で指定します。
-f ファイル名
属性を変更するファイルのファイル名を2〜175バイトの〈パス名〉で指定します。
-m 最大割り当て量
変更後の最大割り当て量をセグメント数で指定します。0〜524288の〈符号なし整数〉を指定してください。
セグメントサイズと最大割り当て量の積は,524,288以下にしてください。また,次に示す式の値より小さい数を指定してください。これらが守られなかった場合には,エラーになります。
-mオプションに指定した値によって,変更後の最大割り当て量は表8-2のように扱われます。
表8-2 最大割り当て量に指定した値による仮定値の扱い
指定値 オブジェクトサーバの処理 0 省略値とみなす。
(初期設定パラメタでの省略値と同様)
- 注:Groupmaxサーバ環境設定コマンドを使用して生成された初期設定パラメタ,構成変更パラメタ,再構成パラメタを使用して,このエリアを作成している場合,この指定(0)に変更することは好ましくありません(ファイルを増分させるために一時的に0に変更することは構いません)。もし,長期間,最大割り当て量をこの指定(0)に変更したまま運用する場合は必ず定期的にデータベースの再編成を実行しください。
現在のセグメント数を超える -mオプションに指定した値に変更する。 現在のセグメント数以下 エラーとなる。最大割り当て量は変更しない。
終了ステータス
コマンドの終了ステータスを示します。
0 :正常終了
0以外:異常終了
注意事項
- このコマンドを実行できるのは,オブジェクトサーバのシステム管理者だけです。
- High-end Object Serverでは,xodflaltコマンドの実行後の運用に備えて,システムジャーナルサービス定義で,set形式に「set jnl_unload_check=Y」を指定した場合又はset形式の指定を省略した場合には,必ずシステムジャーナルファイルの容量を見直してください。
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