Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
形 式
xodfladd -f 構成変更パラメタファイル名
機 能
構成変更パラメタファイル中のareaパラメタで指定されたエリアに,fileパラメタで指定されたファイルを追加します。ただし,マスタディレクトリのエリアには,ファイルを追加できません。
このコマンドは,構成変更パラメタファイルを作成した後で実行してください。
コマンドの処理結果は,オブジェクトサーバのホームディレクトリ下のファイル「xodresult」に出力されます。
オプション
-f 構成変更パラメタファイル名
構成変更パラメタファイル名を255バイト以下の〈パス名〉で指定します。
終了ステータス
コマンドの終了ステータスを示します。
0 :正常終了
0以外:異常終了
注意事項
- このコマンドを実行できるのは,オブジェクトサーバのシステム管理者だけです。
- オブジェクトサーバのデータベースは,xodbinitコマンドですべて再初期化する場合を除いて,OSのコマンドによってデータベースのファイルを削除しないでください。OSのコマンドによってファイルを削除した場合,マスタディレクトリとの不整合が発生し,オブジェクトサーバが起動できなくなります。誤って削除してしまった場合は,「4.5 データベースの回復」に従って情報間の同期ずれが発生しないようにデータベースを回復してください。
ファイルを削除する場合は,必ずxodarrmコマンドを使用してエリア単位で削除してください。エリアの削除によって,エリアを構成するすべてのファイルが削除されます。
- xodfladdコマンドが正常終了した時点で,バックアップを取得してください。
- High-end Object Serverでは,xodfladdコマンドの実行後の運用に備えてシステムジャーナルファイルの容量を見直してください。システムジャーナルサービス定義でset形式に「set jnl_unload_check=Y」を指定した場合又はset形式の指定を省略した場合は,必ずシステムジャーナルファイルの容量を見直してください。
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