5.2.1 データ移行の考え方

Ops I 検証環境から本番環境へのデータ移行の考え方は以下の通りです。


(表)Ops I 検証環境から本番環境へのデータ移行の考え方

項目 データ移行の考え方
1
  • Gitリポジトリにあるファイル
Ops I上のGitに登録されているファイルは、gitコマンドを使用して移行することが可能です。詳細は「Gitリポジトリにあるファイルのデータ移行」を参照してください。

(補足)
 ローカルホスト環境にはGitクライアントのインストールが必要です。
2
  • ユーザーやカスタマーの設定情報
  • リポジトリの設定情報
  • シークレット管理の認証情報
  • 自動化AWXの設定情報
  • ITサービスマネージメント(ITSM)の設定情報
Ops IのUIやAPIおよびITSMから行う定義は、移行機能はありません。本番環境で再設定してください。 検証環境と本番環境では異なることが多いユーザーやカスタマーの設定情報、リポジトリの設定情報、シークレット管理の認証情報、メール通知およびメールを用いたチケット作成機能の設定などが該当します。
3
  • 実行履歴などの非定義データ
実行履歴などの非定義データの移行はできません。