HiRDBで使用できるコマンドには，運用コマンドとユティリティとがあります。HiRDBで使用できるコマンドの一覧を次の表に示します。

表A-1　コマンド一覧

種別	コマンド	内容	参照箇所
システムの運用	pdadmvr	HiRDBバージョン情報の取得	pdadmvr
	pdcat	ファイルの内容表示	pdcat
	pdchgconf	システム構成変更コマンド	pdchgconf
	pdclibsync	Cライブラリファイルの操作	pdclibsync
	pdconfchk	システム定義のチェック	pdconfchk
	pdcspool	トラブルシュート情報及び作業用一時ファイルの削除	pdcspool
	pdinfoget	障害情報の取得及び容量見積もり	pdinfoget
	pdjarsync	JARファイルの操作	pdjarsync
	pdlistls	リスト定義情報の表示	pdlistls
	pdls	HiRDBシステムの状態表示	pdls
	pdntenv	HiRDBの動作環境の設定	pdntenv
	pdsvhostname	サーバのホスト名表示	pdsvhostname
	pdvrup	HiRDBバージョンアップ	pdvrup
HiRDBファイルシステム	pdfbkup	HiRDBファイルシステムのバックアップ	pdfbkup
	pdffsck	HiRDBファイルシステム領域の整合性の検証及び修復	pdffsck
	pdfls	HiRDBファイルシステムの内容表示	pdfls
	pdfmkfs	HiRDBファイルシステム領域の初期設定	pdfmkfs
	pdfrm	HiRDBファイルの削除	pdfrm
	pdfrstr	HiRDBファイルシステムのリストア	pdfrstr
	pdfstatfs	HiRDBファイルシステム領域の状態表示	pdfstatfs
ログ関係のファイル	pdlogadpf	ログ関係のファイルの割り当て	pdlogadpf
	pdlogatul	自動ログアンロード機能の制御	pdlogatul
	pdlogchg	ログ関係のファイルのステータス変更	pdlogchg
	pdlogcls	ログ関係のファイルのクローズ	pdlogcls
	pdloginit	ログ関係のファイルの初期設定	pdloginit
	pdlogls	ログ関係のファイルの情報表示	pdlogls
	pdlogopen	ログ関係のファイルのオープン	pdlogopen
	pdlogrm	ログ関係のファイルの削除	pdlogrm
	pdlogswap	ログ関係のファイルのスワップ	pdlogswap
	pdlogsync	シンクポイントダンプの取得	pdlogsync
	pdlogucat	アンロードログファイルの情報表示	pdlogucat
	pdlogunld	ログ関係のファイルのアンロード	pdlogunld
ステータスファイル	pdstscls	ステータスファイルのクローズ	pdstscls
	pdstsinit	ステータスファイルの初期設定	pdstsinit
	pdstsopen	ステータスファイルのオープン	pdstsopen
	pdstsrm	ステータスファイルの削除	pdstsrm
	pdstsswap	ステータスファイルのスワップ	pdstsswap
HiRDBの開始・終了	pdstart	HiRDBシステム・ユニット・サーバの開始	pdstart
	pdstop	HiRDBシステム・ユニット・サーバの終了	pdstop
統計ログ	pdstbegin	統計情報の出力開始	pdstbegin
	pdstend	統計情報の出力停止	pdstend
	pdstjswap	統計ログファイルの切り替え	pdstjswap
	pdstjsync	統計ログファイルへの統計ログバッファの反映	pdstjsync
RDエリア	pdclose	RDエリアのクローズ	pdclose
	pddbls	RDエリアの状態表示	pddbls
	pdhold	RDエリアの閉塞	pdhold
	pdopen	RDエリアのオープン	pdopen
	pdrels	RDエリアの閉塞解除	pdrels
	pddbfrz	ユーザLOB用RDエリアの満杯HiRDBファイルの更新凍結	pddbfrz
	pdrdrefls	関連するRDエリアの情報の表示	pdrdrefls
グローバルバッファ	pdbufls	グローバルバッファ情報の表示	pdbufls
	pdbufmod	グローバルバッファの動的変更	pdbufmod
インメモリデータ処理	pdmemdb	インメモリデータ処理に関する操作	pdmemdb
トランザクションの制御	pdcmt	トランザクションのコミット	pdcmt
	pdfgt	トランザクションの強制終了	pdfgt
	pdrbk	トランザクションのロールバック	pdrbk
	pdtrndec	未決着トランザクションの強制自動決着	pdtrndec
プロセスの制御	pdcancel	UAP，ユティリティ処理の強制終了	pdcancel
	pdchprc	サーバプロセスの起動本数変更	pdchprc
	pdkill	プロセスの強制停止	pdkill
	pdpfresh	サーバプロセスのリフレッシュ	pdpfresh
修正版HiRDBの入れ替え	pdprgcopy	修正版HiRDBのコピー	pdprgcopy
	pdprgrenew	修正版HiRDBの入れ替え	pdprgrenew
HiRDB Datareplicator連携	pdrplstart	HiRDB Datareplicator連携の開始	pdrplstart
	pdrplstop	HiRDB Datareplicator連携の終了	pdrplstop
ディレクトリサーバ連携機能	pdgrprfl	ユーザ情報，ロール情報のリフレッシュ	pdgrprfl
	pdusrchk	ディレクトリサーバとのユーザ整合性チェック	pdusrchk
セキュリティ監査	pdaudbegin	監査証跡の取得開始	pdaudbegin
	pdaudend	監査証跡の取得停止	pdaudend
	pdaudatld	監査証跡表の自動データロード	pdaudatld
	pdaudrm	閉塞中の監査証跡ファイルの削除	pdaudrm
	pdaudswap	現用の監査証跡ファイルのスワップ	pdaudswap
	pdaudput	監査証跡表のデータをJP1/NETM/Audit用監査ログ出力ファイルに出力	21章
CONNECT関連セキュリティ機能	pdacunlck	連続認証失敗アカウントロック状態の解除	pdacunlck
トランザクションキューイング機能	pdtrnqing	トランザクションキューイング機能の開始，解除	pdtrnqing
SQLトレースの取得	pdclttrc	SQLトレースの動的取得	pdclttrc
SQLオブジェクトの情報表示	pdobils	SQLオブジェクト用バッファの統計情報表示	pdobils
SQLの翻訳	pdcbl	COBOLプリプロセサ	−※１
	pdcpp	Cプリプロセサ	−※１
	pdocb	OOCOBOLプリプロセサ	−※１
	pdocc	C++プリプロセサ	−※１
データベースの生成	pdinit	データベース初期設定ユティリティ	3章
	pddef	データベース定義ユティリティ	4章
	pdload	データベース作成ユティリティ	5章
	−	会話型SQL実行ユティリティ※２	6章
	pddefrev	定義系SQLの生成	pddefrev
データベースの運用	pdmod	データベース構成変更ユティリティ	7章
	pdrorg	データベース再編成ユティリティ	8章
	pdexp	ディクショナリ搬出入ユティリティ	9章
	pdrbal	リバランスユティリティ	10章
	pdreclaim	空きページ解放ユティリティ	11章
	pdpgbfon	グローバルバッファ常駐化ユティリティ	12章
	pdconstck	整合性チェックユティリティ	13章
チューニング	pdstedit	統計解析ユティリティ	14章
	pddbst	データベース状態解析ユティリティ	15章
	pdgetcst	最適化情報収集ユティリティ	16章
	pdvwopt	アクセスパス表示ユティリティ	17章
データベースの障害対策	pdcopy	データベース複写ユティリティ	pdbkupls
	pdbkupls	バックアップファイルの情報表示	18章
	pdrstr	データベース回復ユティリティ	19章
プラグイン関連	pdplgrgst	プラグインの登録・削除	pdplgrgst
	pdreginit	レジストリ機能初期設定ユティリティ	20章

（凡例）

−：該当しません。

注※1

pdcbl，pdcpp，pdocb，及びpdoccについては，マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。

注※2

会話型SQL実行ユティリティを実行する場合は，HiRDB SQL Executerが必要です。