スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
機能
グローバルトランザクションを構成している各トランザクションブランチが,何らかの要因(通信障害など)でトランザクションを終了できない場合に強制的にそのトランザクションを終了します。
OLTPシステムとグローバルトランザクションとの同期合わせ前に通信障害が発生しているときや,OLTPシステムダウン中の場合は,同期合わせの連絡が完了するまでトランザクションは終了しません。このような場合にpdfgtコマンドを使用して,トランザクションを強制的に終了します。また,障害が一時的なものでない場合にトランザクションを終了するときにもpdfgtコマンドを使用します。
pdfgtコマンドは,pdlsコマンド(-d trn指定)で表示された情報のトランザクション第1状態がFORGETTINGでトランザクション第3状態がwのトランザクションを強制的に終了します。
実行者
HiRDB管理者が実行できます。
形式
pdfgt {-x ホスト名|-u ユニット識別子} 〔-s サーバ名〕 {-A | -t トランザクション識別子} |
オプション
該当するトランザクションがあるホストのホスト名,又はユニットのユニット識別子を指定します。
ユニットに複数のサーバがある場合,サーバを特定するときにサーバ名を指定します。省略した場合,対象となるホスト内のすべてのサーバを対象とします。
-sオプションで指定したサーバ内のトランザクションのうち,FORGETTING状態で同期合わせ待ち状態のすべてのトランザクションを終了する場合に指定します。
FORGETTING状態で同期合わせ待ち状態のトランザクションを終了する場合に,トランザクション識別子を指定します。
規則
注意事項
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