スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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pdlogucatアンロードログファイルの情報表示

機能

アンロードログファイルの情報を表示します。

作成したアンロードログファイルの内容を調べたい場合にpdlogucatコマンドを使用します。

実行者

HiRDB管理者が実行できます。

形式

 
 pdlogucat 〔-k {std|csv}〕 アンロードログファイル名
 

オプション

情報の出力形式を指定します。

std:
固定フィールド+ヘッダ情報の形式で出力します。

csv:
CSV形式で出力します。

コマンド引数

アンロードログファイルの名称を絶対パス名で指定します。

なお,HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルを指定する場合,パス名は最大167文字となります。

規則

  1. pdlogucatコマンドは,HiRDBの稼働に関係なく実行できます。
  2. pdlogucatコマンドは,アンロードログファイルがあるホストのサーバマシンで実行してください。

注意事項

  1. pdlogunldコマンド,又は自動ログアンロード機能で作成中のアンロードログファイルに対しては,pdlogucatコマンドを実行しないでください。実行した場合,不正な情報が表示されることがあります。
  2. pdlogucatコマンドのリターンコードは,0の場合は正常終了,8の場合は異常終了となります。

出力形式

ヘッダの行は1行で表示され,その後にファイル情報が1行で表示されます。
表示できる情報がない項目には*が入ります。
バージョン07-02より前のアンロードログファイルを指定した場合,サーバランID,及びファイルグループ名は*となります。

aa....aa:
ホスト名(32文字以内)

bbccdd:
pdlogucatコマンドを実行した時刻(時分秒)

eee:
ファイル種別
sys:システムログファイル

fffff:
システムが使用する内部情報

gggg:
HiRDB識別子

hhhh:
ユニット識別子

ii....ii:
システムが使用する内部情報

jjjjjjjj:
システムログランID(16進数)

kkkkkkkk:
サーバランID(16進数)

ll....ll:
サーバ名(8文字以内)

mm....mm:
ファイルグループ名(8文字以内)

nnnn/oo/pp qq:rr:ss:
現用のシステムログファイルの割り当て時刻(年/月/日 時:分:秒)

tt....tt:
世代番号(16進数8文字以内)

uuuu/vv/ww xx:yy:zz:
アンロードログファイル作成開始時刻(年/月/日 時:分:秒)

AA....AA:
先頭ログブロック番号(16進数8文字以内)

BB....BB:
システムが使用する内部情報

CC....CC:
システムログのアンロードの完了状態
completed:正しく作成されたアンロードログファイル
failed:作成途中で中断されたアンロードログファイル
 

表示できる情報がない場合,その項目は空要素として表示されます。例えば,システムログランIDが表示されない場合は「aaa,bbbbb,cccc,dddd,ee....ee,,gggggggg,…」となります。
バージョン07-02より前のアンロードログファイルを指定した場合,サーバランID,及びファイルグループ名は空要素として表示されます。
DAT形式で出力する場合の出力規則については,「1.5.3 コマンド実行結果をDAT形式で出力する場合の規則」を参照してください。

aaa:
ファイル種別
sys:システムログファイル

bbbbb:
システムが使用する内部情報

cccc:
HiRDB識別子

dddd:
ユニット識別子

ee....ee:
システムが使用する内部情報

ffffffff:
システムログランID(16進数)

gggggggg:
サーバランID(16進数)

hh....hh:
サーバ名(8文字以内)

ii....ii:
ファイルグループ名(8文字以内)

jjjjjjjj:
現用のシステムログファイルの割り当て時刻(16進数通算秒)

kk....kk:
世代番号(16進数8文字以内)

llllllll:
アンロードログファイル作成開始時刻(16進数通算秒)

mm....mm:
先頭ログブロック番号(16進数8文字以内)

nnnnnn:
システムが使用する内部情報

o:
システムログのアンロードの完了状態
0:正しく作成されたアンロードログファイル
1:作成途中で中断されたアンロードログファイル