スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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pdvrupHiRDBバージョンアップ

機能

HiRDBをバージョンアップした場合,データベースの整合性を新規バージョンに合わせるために,マスタディレクトリ用RDエリア及びデータディクショナリ用RDエリアを保守します。

なお,このコマンドは,システム定義でpd_auto_vrup=Nを指定しているときだけ実行できます。pd_auto_vrup=Yの場合は,HiRDBが自動的にpdvrupコマンドを実行します。

実行者

HiRDB管理者が実行できます。

形式

 
 pdvrup
 

オプション

なし。

規則

  1. pdvrupコマンドを実行する契機は,新しいバージョンのHiRDBをインストールした後にHiRDBを開始したときです。このとき,システム定義にpd_auto_vrup=Nを指定している場合に,pdvrupコマンドの入力を要求するメッセージが出力されます。それ以外のときに実行すると,エラーとなります。バージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
  2. pdvrupコマンドは,シングルサーバ又はシステムマネジャがあるサーバマシンで実行してください。
  3. pdvrupコマンド実行中は,UAP及びユティリティは実行できません。

注意事項

  1. pdvrupコマンドの実行結果は,コマンド実行時のリターンコード,又はエラーメッセージの有無で確認できます。コマンド実行時のリターンコードが0の場合は正常終了,4の場合はバージョンアップは正常終了(この場合HiRDBを再起動してください),12の場合は異常終了です。