ステータスファイルをスワップします。現用のステータスファイルを予備にして，予備のステータスファイルを現用にします。

HiRDB管理者が実行できます。

• HiRDB/シングルサーバの場合

ユニット用ステータスファイル

pdstsswap 〔｛-x ホスト名｜-u ユニット識別子｝〕

サーバ用ステータスファイル

pdstsswap -s サーバ名

　

• HiRDB/パラレルサーバの場合

ユニット用ステータスファイル

pdstsswap ｛-x ホスト名｜-u ユニット識別子｝

サーバ用ステータスファイル

pdstsswap -s サーバ名

• ｛-x ホスト名｜-u ユニット識別子｝

ユニット用ステータスファイルをスワップする場合，ユニット用ステータスファイルに対応するホストのホスト名，又はユニットのユニット識別子を指定します。HiRDB/シングルサーバの場合，自ホスト又は自ユニットに固定されているので省略できます。

-x ホスト名　〜＜識別子＞((1〜32))

ユニット用ステータスファイルに対応するホストのホスト名を指定します。

-u ユニット識別子　〜＜識別子＞((4文字))

ユニット用ステータスファイルに対応するユニットのユニット識別子を指定します。

• -s サーバ名　〜＜識別子＞((1〜8))

サーバ用ステータスファイルをスワップする場合，サーバ用ステータスファイルに対応するサーバの名称を指定します。

1. pdstsswapコマンドは，HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。
2. pdstsswapコマンドは，シングルサーバ又はシステムマネジャがあるサーバマシンで実行してください。

1. pdstsswapコマンドのリターンコードを次に示します。
   0：正常終了
   8：異常終了（オプション指定不正，rsh失敗など）
   
2. pdstsswapコマンドの結果は，pdlsコマンド（-d sts指定）で確認できます。