スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
機能
HiRDBシステム,ユニット,又はサーバを終了します。
実行者
HiRDB管理者が実行できます。
形式
pdstop 〔-d〕 |
pdstop 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子|-s サーバ名 |-u ユニット識別子 -s サーバ名}〕 〔-d〕 |
pdstop -P 〔-d〕 |
pdstop -f 〔{-d|-q}〕 |
pdstop {-f 〔{-x ホスト名|-u ユニット識別子|-s サーバ名 |-u ユニット識別子 -s サーバ名}〔-d〕〕 |-z〔{-d|-q|-c|-s サーバ名}〕} |
オプション
計画停止の場合に指定します。
計画停止と正常終了の違いを次に示します。
HiRDBへのCONNECT | トランザクション | 正常終了 | 計画停止 |
---|---|---|---|
なし | なし | ○ | ○ |
あり | × | × | |
あり | なし | × | ○ |
あり | × | × |
強制終了する場合に指定します。ただし,-sオプションと同時に指定している場合は,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているユニットに配置したバックエンドサーバ以外のサーバ名を指定すると,正常終了となります。
ユニット又はサーバを終了する場合に指定します。省略した場合,HiRDBシステムを終了します。
HiRDB/パラレルサーバで,システムマネジャが異常終了して再開始できないときに,システムマネジャ以外のユニットに直接ログインし,そのユニットを強制終了する場合に指定します。
HiRDBシステム開始中,又は正常終了中に,誤って-zオプションを指定したpdstopコマンドを実行した場合は,ユニットが異常終了したり,コマンドが実行されなかったりします。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用している場合,-sオプションを指定すると,該当するユニットの指定したサーバを強制終了できます。
終了と同時に共用メモリダンプを出力する場合に指定します。ただし,同時に-sオプションを指定した場合,このオプションの指定は無視されます。共用メモリダンプは,%PDDIR%\spool\pdshmdump\shmdumpに出力します。
系切り替え機能を使用している場合に強制終了するときに指定します。このオプションは,システム定義のpd_haオペランドにuseを指定していて,かつpd_ha_unitオペランドを省略している場合に指定してください。
1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合に,代替部を強制終了するときに指定します。次の場合に指定してください。
pdstop -q -cコマンドを実行する場合,強制終了する代替部のホスト(システム定義のpdunitオペランドの-xに指定したホスト)に,直接ログインして実行してください。
規則
注意事項
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