JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
JP1/NETM/DMのコマンドの種類と,それぞれのコマンドがJP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM Client(中継システム)で実行できるかどうかを,コマンドの目的別に示します。
このコマンドは,JP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-1 ジョブの作成や実行に関連するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
リモートインストール関連のジョブを作成,実行します。作成,実行できるジョブは次の4種類です。
|
dcminst.exe | ○ | ○ | 4.10 |
リモートコレクト関連のジョブを作成,実行します。作成,実行できるジョブは次の4種類です。
|
dcmcoll.exe | ○ | ○ | 4.4 |
ファイル転送を中断,または再開します。 | dcmsusp.exe | ○ | × | 4.23 |
配布管理システムで定義されているジョブを実行します。 | dcmjexe.exe | ○ | ○ | 4.12 |
ジョブを再実行します。 | dcmrtry.exe | ○ | ○ | 4.19 |
実行したジョブを削除します。 | dcmjbrm.exe | ○ | ○ | 4.11 |
ジョブの定義を削除します。 | dcmrmgen.exe | ○ | ○ | 4.18 |
ジョブの実行状況を取得します。 | dcmstat.exe | ○ | ○ | 4.20 |
ジョブの実行状況を監視し,状況に応じて外部プログラムを起動します。 | dcmstsw.exe | ○ | ○ | 4.22 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
このコマンドは,ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-2 インベントリ情報の管理に関するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
クライアントのインベントリ情報をCSV形式ファイルまたはパラメタファイル形式で出力します。 | dcmcsvu.exe | ○ | × | 4.5 |
複数のユーザインベントリをCSV形式ファイルから一括して入力します。 | dcmuidi.exe | ○ | × | 4.24 |
ソフトウェアインベントリ辞書または削除ソフトウェア管理テーブルの情報を,CSV形式ファイルにエクスポートします。 | dcmdice.exe | ○ | × | 4.6 |
CSV形式ファイルに記述されたソフトウェアの情報を,ソフトウェアインベントリ辞書にインポートします。 | dcmdici.exe | ○ | × | 4.7 |
オフラインマシンで取得したオフラインマシン情報を,配布管理システムに入力します。 | dcmstdiv.exe | ○ | × | 4.21 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
このコマンドは,JP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-3 パッケージに関するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
ユーザデータ,ユーザプログラムをパッケージングします。 | dcmpack.exe | △ | △ | 4.14 |
キャビネットからパッケージを削除します。 | dcmpkrm.exe | ○ | ○ | 4.17 |
パッケージのバックアップを取得します。 | dcmpkget.exe | ○ | ○ | 4.15 |
パッケージをバックアップから復元します。 | dcmpkput.exe | ○ | ○ | 4.16 |
このコマンドは,ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-4 システム構成に関連するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
作成したポリシーを一括反映し,登録されているホストをあて先グループに振り分けます。 | dcmgpmnt.exe | ○ | × | 4.8 |
JP1/NETM/DMがインストールされていないホストを検出します。 | dcmhstwo.exe | ○ | × | 4.9 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
このコマンドは,ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-5 ソフトウェアの稼働監視に関連するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
JP1/NETM/DMで取得した抑止履歴および操作履歴を,[操作ログ一覧]ウィンドウで管理するためのデータベーステーブルに格納します。 | dcmmonrst.exe | ○ | × | 4.13 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
このコマンドは,ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-6 クライアントの管理に関連するコマンド
機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
---|---|---|---|---|
階層化したWSUSサーバと連携する場合に,最上位のWSUSサーバと下位のWSUSサーバを同期させます。 | dcmwsus.exe | ○ | × | 4.25 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2013, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.