JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
あて先グループにポリシーを一括反映するdcmgpmntコマンドについて説明します。このコマンドは,JP1/NETM/DM Managerの配布管理システムで実行できます。なお,このコマンドでは,パラメタファイルを使用しません。
ローカルホスト上の配布管理システム(JP1/NETM/DM Manager)に接続し,作成したポリシーに従って,登録されているホストを一括してあて先グループに振り分けます。
dcmgpmnt.exe [処理キー] [/LC {ON|OFF}]
dcmgpmntコマンド実行時のリターンコードを次の表に示します。
コード | 意味 | 対処 |
---|---|---|
0 | 正常終了,または該当ホストなし。 | なし。 |
2 | コマンドの引数に不正な値が指定されている。 | コマンドの引数の設定値を確認してください。 |
3 | 配布管理システムへの接続でエラーが発生した。 | 配布管理システムのバージョンを確認してください。 |
12 | そのほかのエラーが発生した。 | イベントログを参照してください。 |
15 | ほかのプロセスがデータベースを更新している。 | しばらく待ってからコマンドを再実行してください。または更新中のプロセスを確認してください。 |
また,JP1/Baseと連携してJP1/NETM/DMのユーザを管理している場合は,「1.3.3 コマンドを実行するための設定」も合わせて参照してください。
種別が「IPアドレス」および「ユーザインベントリ項目」のポリシーをあて先グループに一括反映する例を次に示します。
dcmgpmnt.exe NETM_IPSCOPE NETM_USERINV
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