JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)

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1.3.3 コマンドを実行するための設定

ユーザ管理機能を利用している場合にJP1/NETM/DMのコマンドを実行するときは,コマンドを実行するコンピュータに,システムの環境変数を登録しておく必要があります。

環境変数に設定する内容を次に示します。

設定項目 内容
変数名 NETM_USERID
変数値 JP1/NETM/DMのコマンドを実行する権限を持ったJP1ユーザ名

なお,パスワードは設定不要です。

また,ユーザ管理機能を利用している場合に,JP1/AJSやユーザプログラムなどからJP1/NETM/DMのコマンドを実行するときも,コマンドの実行を要求するコンピュータに環境変数の設定が必要です。

JP1/NETM/DMのコマンドの実行時に,ユーザ管理機能によるエラーが発生した場合のリターンコードおよび対処を次に示します。

コード 意味 対処
41 環境変数NETM_USERIDにユーザが指定されていない,またはJP1/Baseからユーザ権限の取得に失敗した。 環境変数NETM_USERIDを確認してください。または,JP1/Baseが停止していないかどうか確認してください。
42 環境変数NETM_USERIDに指定されたユーザにコマンドを実行する権限がない。 環境変数NETM_USERIDにコマンドを実行する権限があるユーザを指定してください。
43 環境変数NETM_USERIDに指定されたユーザは,JP1/Baseに登録されていない。 環境変数NETM_USERIDにJP1/Baseに登録されているユーザを指定してください。