JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
ユーザ管理機能を利用している場合にJP1/NETM/DMのコマンドを実行するときは,コマンドを実行するコンピュータに,システムの環境変数を登録しておく必要があります。
環境変数に設定する内容を次に示します。
設定項目 | 内容 |
---|---|
変数名 | NETM_USERID |
変数値 | JP1/NETM/DMのコマンドを実行する権限を持ったJP1ユーザ名 |
なお,パスワードは設定不要です。
また,ユーザ管理機能を利用している場合に,JP1/AJSやユーザプログラムなどからJP1/NETM/DMのコマンドを実行するときも,コマンドの実行を要求するコンピュータに環境変数の設定が必要です。
JP1/NETM/DMのコマンドの実行時に,ユーザ管理機能によるエラーが発生した場合のリターンコードおよび対処を次に示します。
コード | 意味 | 対処 |
---|---|---|
41 | 環境変数NETM_USERIDにユーザが指定されていない,またはJP1/Baseからユーザ権限の取得に失敗した。 | 環境変数NETM_USERIDを確認してください。または,JP1/Baseが停止していないかどうか確認してください。 |
42 | 環境変数NETM_USERIDに指定されたユーザにコマンドを実行する権限がない。 | 環境変数NETM_USERIDにコマンドを実行する権限があるユーザを指定してください。 |
43 | 環境変数NETM_USERIDに指定されたユーザは,JP1/Baseに登録されていない。 | 環境変数NETM_USERIDにJP1/Baseに登録されているユーザを指定してください。 |
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