JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
パッケージを削除するdcmpkrmコマンドについて説明します。このコマンドは,JP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/DM Client(中継システム)の配布管理システムで実行できます。
配布管理システムのキャビネットから,パッケージを削除します。
dcmpkrm.exe /i パラメタファイル名 [/LC {ON|OFF}]
dcmpkrmコマンドでのパラメタファイルの指定内容を次の表に示します。このコマンドで使用するパラメタファイルの内容は,コマンドの引数で指定することはできません。
表4-16 パラメタファイルの指定内容(dcmpkrmコマンド)
パラメタファイルの指定内容 | 内容 | 指定の有無 | コマンドの引数 | |
---|---|---|---|---|
タグ | パラメタ | |||
PACKAGING_INFORMATION | package_name | パッケージ名 | × | − |
package_id | パッケージ識別ID | ◎ | − | |
version_revision | バージョン/リビジョン | ◎ | − | |
generation | 世代番号 | ◎ | − | |
cabinet_name | キャビネット名 | × | − | |
cabinet_id | キャビネット識別ID | ◎ | − | |
package_code | コード種別 | ◎ | − |
dcmpkrmコマンド実行時のリターンコードを次の表に示します。
コード | 意味 | 対処 |
---|---|---|
0 | 正常終了した。 | なし。 |
1 | パラメタファイルがない,またはファイル形式が不正。 | パラメタファイルの指定または記述形式を確認してください。 |
2 | パラメタファイルに不正な値が指定されている。 | パラメタファイルの値を確認してください。 |
3 | 配布管理システムへの接続でエラーが発生した。 | パッケージの削除を実行するPCの設定内容または通信環境を確認してください。 |
5 | クライアント,配布管理システム間の通信に失敗した。 | 配布管理システムのセットアップで,通信環境の設定を確認してください。 |
12 | そのほかのエラーが発生した。 | イベントログを参照してください。 |
また,JP1/Baseと連携してJP1/NETM/DMのユーザを管理している場合は,「1.3.3 コマンドを実行するための設定」も合わせて参照してください。
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