3.6.3 ユーザーのクレデンシャル情報登録

ワークフローのYAMLファイルで、actionラベルに「Ops I提供部品」の「oi.fetch_access_token」などを設定した場合、inputラベルにユーザーのクレデンシャル情報が格納されたシークレット情報を記載します。

<記載例:oi.fetch_access_tokenの場合>

tasks:
# fetch Ops I API access token.
  fetch_access_token:
    action: oi.fetch_access_token
    input:
      opsi_user_secret_mount_point: secrets/opsi
      opsi_user_secret_path: /user/credential
      opsi_user_secret_kv_version: 2
      opsi_user_secret_version: "1"                   
    next:
      - when: <% succeeded() %>
        publish:
          - opsi_access_token: <% result().output.access_token %>
          - domain_name: <% result().output.origin %>
      - when: <% failed() %>
        do: fail

シークレットのバージョンをYAMLファイルで定義した場合、指定したシークレットのバージョンと常に一致している必要があります。そのため、シークレットの変更によりバージョンが更新された場合は、YAMLファイルのバージョンの値も更新してください。シークレットのバージョンを定義しない場合は、常に最新のバージョンのシークレットが使用されます。

ワークフローのYAML定義については「Workflow」を参照してください。

ユーザーのクレデンシャル情報登録方法を以下に示します。


(1)Secrets Engineの作成

作成方法は「Secrets Engines作成」を参照ください。

(2)Secretの作成

作成方法は「Secretの作成」を参照し下記を登録してください。

(表)ユーザー登録内容

key value
username Ops Iアクセストークンを取得するユーザー名
password Ops Iアクセストークンを取得するユーザーのパスワード
domain Ops IのFQDN(例:"テナント名.ops-integration.com")