4.4.2 画面のURL定義(Uipath)

(1)機能概要

本機能により、以下の画面について、画面遷移にあわせたURLが表示されます。

  • ワークフロータブ(タスクアプリケーション、リクエストアプリケーション)
  • チケットタブ(タスクアプリケーション、リクエストアプリケーション)
  • スケジュールタブ(タスクアプリケーション)

定義したURLをアドレスバーに直接入力すると、該当する画面に遷移できます。定義されていないURLをアドレスバーに入力すると「NotFound」が表示されます。
また、パンくずリストの表示内容の定義ができ、パンくずリストの各階層にリンクを設定できます。

(図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト
(図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト (図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト



(2)URL定義方法

ユーザー固有のアプリケーションを作成する際、アプリケーションにひもづけるUIに対してURL表示とパンくずリスト表示を定義できます。アプリケーション機能の詳細は「Application」を参照してください。

URL表示は、UipathのYAMLファイルとApplicationのYAMLファイルで定義し、[第1階層]/[第2階層]/[第3階層]/[第4階層以降]の構成からなります。
またパンくずリスト表示は、UipathのYAMLファイルで定義し、[第1階層]>[第2階層以降]の構成からなります。

(図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト構成
(図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト構成 (図)チケット画面のURL表示・パンくずリスト構成

URL表示、パンくずリスト表示の各階層に表示される値について、以下に示します。設定を行うYAMLファイルは、ドキュメントを管理する任意のリポジトリに格納してください。

(表)各階層に表示される値

表示場所 YAMLファイル 表示される値
URLの第1階層 Application nameの値
URLの第2階層 tabs.nameの値
URLの第3階層 Uipath pathの値(pathTypeがstaticの場合)
任意の値(pathTypeがdynamicの場合)
URLの第4階層以降 子コンポーネントのUipath
パンくずリストの
第1階層
Uipath labelの値(pathTypeがstaticの場合)
任意の値(pathTypeがdynamicの場合)
パンくずリストの
第2階層以降
子コンポーネントのUipath
※:URLとパンくずリストに共通の、任意の値が割り当てられます。

Uipathの設定をする場合、ApplicationのYAMLファイルのtabsにuiではなくuipathを設定します。また、Uipathから遷移先情報を「navigateTo」、子コンポーネント情報を「children」で設定します。

(図)YAMLファイルの関係
(図)UipathのYAMLファイルの関係 (図)UipathのYAMLファイルの関係


【ApplicationのYAMLファイル】

ApplicationのYAMLファイルでは、tabsにuipathを設定し、作成したUipathのYAMLファイルの「name」を指定します。UipathのYAMLファイルの詳細は「Application」を参照してください。

(図)ApplicationのYAMLファイルの編集
(図)ApplicationのYAMLファイルの編集 (図)ApplicationのYAMLファイルの編集


【UipathのYAMLファイル】

本機能を使用する画面ごとにUipathのYAMLファイルが必要です。
UipathのYAMLファイルでは、表示コンポーネントのパスセグメント情報(pathType)、表示コンポーネントの遷移先情報(navigateTo)、子コンポーネントの情報(children)を設定します。
UipathのYAMLファイルの詳細は「Uipath」を参照してください。

(図)UipathのYAMLファイル
(図)UipathのYAMLファイル (図)UipathのYAMLファイル