4.3.10.7 通知

顧客ユーザーに、サイト内でOps Iの通知を表示させることができます。また、通知確認時の遷移先に、サイト内のページを指定することも可能です。
以下に詳細を示します。

【テーマがLightningの場合の通知】

サイトのテーマが[Lightning]、かつ[Ops I Menu]-[通知]にチェックして通知を有効化している場合、アバターの左に通知アイコンが表示されます。

[サイト管理]画面の[Ops I Menu]から、Ops Iのメニューで表示する項目を切り替えることができます。



【テーマがLightning以外の場合の通知】

サイトのテーマが[Lightning]以外の場合、通知を表示するための[OpsI Notification]ウィジェットを、ウィジェットが配置できる場所、固定ページ、または投稿に追加します。



【NotificationのYAML定義】

NotificationのYAMLファイルに設定する、メソッド.GetValueで以下を指定することにより、sys_contextのcustomerフィールドが参照可能になります。

  • event.resourceがscheduleの場合:.Context.workflow.customer
  • event.resourceがworkflowの場合:.Context.customer

NotificationのYAMLファイル内のconditionsラベルで上記の記法を使用して、顧客ごとにNotificationのYAMLファイルを作成することで、ワークフローを作成した顧客ユーザーごとに、通知クリック時のURLを切り替えることができます。NotificationのYAML定義の詳細については「Notification、Notifier」を参照してください。

例:顧客A用のNotificationのYAMLファイルで、"/site-customer1"に遷移できるようにする場合は以下のように定義します。

<定義例>

conditions:
 - resource: "{{ .GetValue ".Context.customer" }}"
    eq: 1

notifications:
  - message:
      …
      referTo: https://portal.Ops Iのドメイン/site-customer1