スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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18.7 接続情報設定/取得インタフェース

JDBC2.0 Optional Packageで提供する,DataSource,ConnectionPoolDataSource,及びXADataSourceの各クラスでは,JDBC2.0 Optional Package規格で定められたメソッドのほかに,DB接続に必要となる接続情報設定/取得用のメソッドを提供します。

接続情報設定/取得メソッドの一覧を次の表に示します。

表18-64 接続情報設定/取得メソッドの一覧

メソッド 機能
setDescription データベースへの接続に必要な情報(接続付加情報)を設定します。
getDescription データベースへの接続に必要な情報(接続付加情報)を取得します。
setDBHostName 接続するHiRDBのホスト名を設定します。
getDBHostName 接続するHiRDBのホスト名を取得します。
setJDBC_IF_TRC JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。
getJDBC_IF_TRC JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を取得します。
setTRC_NO JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。
getTRC_NO JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を取得します。
setUapName UAP名称を設定します。
getUapName UAP名称を取得します。
setUser データベース接続時の認可識別子を設定します。
getUser データベース接続時の認可識別子を取得します。
setPassword データベース接続時のパスワードを設定します。
getPassword データベース接続時のパスワードを取得します。
setXAOpenString XAオープン文字列を設定します。
getXAOpenString XAオープン文字列を取得します。
setXACloseString XAクローズ文字列を設定します。
getXACloseString XAクローズ文字列を取得します。
setLONGVARBINARY_Access JDBC SQLタイプLONGVARBINARY(HiRDBのデータ型であるBLOB型,及びBINARY型)のデータへのアクセス方法を設定します。
getLONGVARBINARY_Access JDBC SQLタイプLONGVARBINARY(HiRDBのデータ型であるBLOB型,及びBINARY型)のデータへのアクセス方法を取得します。
setSQLInNum 実行するSQLの入力?パラメタの最大数を設定します。
getSQLInNum 実行するSQLの入力?パラメタの最大数を取得します。
setSQLOutNum 実行するSQLの検索項目の最大数を設定します。
getSQLOutNum 実行するSQLの検索項目の最大数を取得します。
setSQLWarningLevel SQL実行時に発生した警告保持レベルを設定します。
getSQLWarningLevel setSQLWarningLevelメソッドで設定した警告保持レベルを取得します。
setXALocalCommitMode XA接続時,トランザクションが分散トランザクションでない場合,オートコミット機能を有効にするかどうかを設定します。
getXALocalCommitMode XA接続時,トランザクションが分散トランザクションでない場合,オートコミット機能を有効にするかどうかの設定情報を取得します。
setSQLWarningIgnore データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。
getSQLWarningIgnore データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかの設定情報を取得します。
setHiRDBCursorMode HiRDBがコミットした場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかを設定します。
getHiRDBCursorMode HiRDBがコミットした場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかの設定情報を取得します。
setNotErrorOccurred ConnectionEventListener.connectionErrorOccurredの発生を抑止するかどうかを設定します。
getNotErrorOccurred ConnectionEventListener.connectionErrorOccurredの発生を抑止するかどうかの設定情報を取得します。
setEnvironmentVariables HiRDBのクライアント環境定義を設定します。
getEnvironmentVariables HiRDBのクライアント環境定義を取得します。
setEncodeLang データ変換時の変換文字セット名称を設定します。
getEncodeLang 設定された変換文字セット名称を取得します。
setMaxBinarySize JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。
getMaxBinarySize JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を取得します。
setStatementCommitBehavior コミットした場合,ステートメントオブジェクトをコミット実行後も有効とするかどうかを設定します。
getStatementCommitBehavior コミットした場合,ステートメントオブジェクトをコミット実行後も有効とするかどうかの設定情報を取得します。
setLONGVARBINARY_AccessSize HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを設定します。
getLONGVARBINARY_AccessSize HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを取得します。
setLONGVARBINARY_TruncError JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時に切り捨てが発生した場合に,例外を投入するかどうかを設定します。
getLONGVARBINARY_TruncError JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時に切り捨てが発生した場合に,例外を投入するかどうかの設定情報を取得します。
setHiRDBINI HiRDB.INIファイルのディレクトリを指定します。
getHiRDBINI HiRDB.INIファイルのディレクトリを取得します。
setBatchExceptionBehavior java.sql.BatchUpdateExceptionのgetUpdateCountsメソッドの戻り値に,JDBC規格に準拠した更新カウントを設定するかどうかを指定します。
getBatchExceptionBehavior java.sql.BatchUpdateExceptionのgetUpdateCountsメソッドの戻り値に,JDBC規格に準拠した更新カウントを設定するかどうかの設定情報を取得します。
<この節の構成>
18.7.1 setDescription
18.7.2 getDescription
18.7.3 setDBHostName
18.7.4 getDBHostName
18.7.5 setJDBC_IF_TRC
18.7.6 getJDBC_IF_TRC
18.7.7 setTRC_NO
18.7.8 getTRC_NO
18.7.9 setUapName
18.7.10 getUapName
18.7.11 setUser
18.7.12 getUser
18.7.13 setPassword
18.7.14 getPassword
18.7.15 setXAOpenString
18.7.16 getXAOpenString
18.7.17 setXACloseString
18.7.18 getXACloseString
18.7.19 setLONGVARBINARY_Access
18.7.20 getLONGVARBINARY_Access
18.7.21 setSQLInNum
18.7.22 getSQLInNum
18.7.23 setSQLOutNum
18.7.24 getSQLOutNum
18.7.25 setSQLWarningLevel
18.7.26 getSQLWarningLevel
18.7.27 setXALocalCommitMode
18.7.28 getXALocalCommitMode
18.7.29 setSQLWarningIgnore
18.7.30 getSQLWarningIgnore
18.7.31 setHiRDBCursorMode
18.7.32 getHiRDBCursorMode
18.7.33 setNotErrorOccurred
18.7.34 getNotErrorOccurred
18.7.35 setEnvironmentVariables
18.7.36 getEnvironmentVariables
18.7.37 setEncodeLang
18.7.38 getEncodeLang
18.7.39 setMaxBinarySize
18.7.40 getMaxBinarySize
18.7.41 setStatementCommitBehavior
18.7.42 getStatementCommitBehavior
18.7.43 setLONGVARBINARY_AccessSize
18.7.44 getLONGVARBINARY_AccessSize
18.7.45 setLONGVARBINARY_TruncError
18.7.46 getLONGVARBINARY_TruncError
18.7.47 setHiRDBINI
18.7.48 getHiRDBINI
18.7.49 setBatchExceptionBehavior
18.7.50 getBatchExceptionBehavior