(a)　機能

XA接続時，トランザクションが分散トランザクションでない場合，オートコミット機能を有効にするかどうかを設定します。

(b)　形式

 
public void setXALocalCommitMode ( boolean autoCommitMode ) throws SQLException
 

(c)　引数

boolean autoCommitMode：

オートコミット機能を設定します。

true：オートコミット機能を有効に設定します。

false：オートコミット機能を無効に設定します。

(d)　戻り値

なし。

(e)　機能詳細

XA接続時にオートコミット機能を設定します。デフォルト値はfalse（オートコミット機能は無効）です。このメソッドの指定値と，JDBCドライバの動作の関係を次に示します。

指定値	条件	JDBCドライバの動作
true	Connetionオブジェクト生成時の自動コミットのデフォルト	オートコミット有効
	con.commitメソッド及びcon.rollbackメソッドによるトランザクション終了	正常に受け付け
	setAutoCommit(true)の実行	オートコミットを有効
	setAutoCommit(false)の実行	オートコミットを無効
false（デフォルト）	Connetionオブジェクト生成時の自動コミットのデフォルト	オートコミット無効
	con.commitメソッド及びcon.rollbackメソッドによるトランザクション終了	SQLException
	setAutoCommit(true)の実行	SQLException
	setAutoCommit(false)の実行	正常終了（オートコミットを有効にできないので何もしない）

(f)　発生する例外

なし。