JP1/IM - Service Supportの機能一覧を次の表に示します。

表2-1　JP1/IM - Service Supportの機能一覧

機能	説明	参照
案件の管理	対象システム，およびプロセスワークボードを使って案件を管理する。一覧表示，設定の参照，作成，編集，削除，削除取り消しなどの機能がある。	2.2
案件の表示	案件の情報や履歴などの処理状況を表示する。エスカレーション機能で関連づけられた案件の情報を表示する。	2.3
案件の検索	案件を検索する。	2.4
案件の作成	案件を作成する。案件を別のプロセスにエスカレーションする。	2.5
案件の編集	案件を編集する。	2.6
案件の削除	案件を削除する。	2.7
案件に対するアクセス権の管理	案件にアクセス権を設定する。	2.8
メールによる通知	案件が作成されたときやステータスが変更されたときなどに，メールで担当者に通知する。	2.9
案件情報をCSVファイルに出力	案件の情報や履歴などの一覧をCSVファイルに出力する。	2.10
案件フォームの管理	案件フォームをカスタマイズする。また，不要な案件フォームを削除する。	2.11
ステータスの管理	案件のステータスをカスタマイズする。	2.12
案件の作業状況の管理	案件の情報を集計し確認する。集計した案件の情報を出力する。	2.13
ユーザーとロールの管理	ユーザーおよびロールを管理する。ユーザー情報やロールの定義情報の一覧表示，詳細情報表示，追加，編集，削除などの機能がある。	2.14
ファイアウォール環境への対応	JP1/IM - Service Supportを，ファイアウォール環境で運用する環境を構築する。	2.15
JP1/IM - Service Supportのサービス	JP1/IM - Service Supportは，次の四つのサービスで構成される。※ JP1/Service Support 画面の表示制御をするサービス。 JP1/Service Support - DB Server 案件管理DBの管理をするサービス。 JP1/Service Support - Task Service 指定した間隔でコマンドを実行するサービス。 JP1/Service Support - Web Service 案件管理コンソールとの通信窓口になるサービス。	2.16
コマンドを使った案件管理DBの情報の更新	コマンドを使って案件管理DB内の情報を更新する。	2.17
クラスタシステムでの運用	JP1/IM - Service Supportを，クラスタシステムで運用する環境を構築する。	2.18
他製品との連携	JP1/IM - Service Supportと他製品が連携して，案件の自動登録や機器情報の参照などを行う。	3章

注※

クラスタ環境では，JP1/Service Support - DB Cluster Serviceも使用します。