JP1/IM - Service Supportは，クラスタシステムでの運用に対応します。JP1/IM - Service Supportをクラスタ運用することで，サーバ障害などが発生した場合でも実行系サーバから待機系サーバに処理を引き継いで，JP1/IM - Service Supportによる運用を継続できます。

クラスタシステムでJP1/IM - Service Supportを運用する場合，次のような構成となります。

図2-32　クラスタシステムでのJP1/IM - Service Supportの運用例

クラスタシステムでの運用の詳細，環境構築手順については，「8.　クラスタシステムでの運用と環境構築」を参照してください。ここでは，フェールオーバー時のJP1/IM - Service Supportの動作と，実行系サーバ，待機系サーバで実行できるコマンドについてだけ説明します。

＜この節の構成＞

2.18.1　フェールオーバー時のJP1/IM - Service Supportの動作

2.18.2　実行系サーバ，待機系サーバで実行できるコマンド