JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド

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2.15 ファイアウォール環境への対応

JP1/IM - Service Supportは,ファイアウォール環境でもファイアウォールの設定をすることで運用できます。パケットフィルタリング型,NAT(スタティックモード)型のファイアウォール環境で使用できます。

JP1/IM - Service Supportは,ポートを利用して案件管理コンソール(WWWブラウザー)と案件管理サーバ間で通信をします。その際に使用するポートは「24401/tcp」です。ファイアウォール環境でJP1/IM - Service Supportを運用する際には,このポートを通過させるようにしてください。

なお,使用するポートを変更する場合には,jsssetupinfo.batコマンドを編集する必要があります。詳細については,「5.3.2 新規インストール時のセットアップ手順」を参照してください。

参考
JP1/IM - Service Supportは,ローカルホスト内(JP1/IM - Service Supportの内部処理)でもポートを使用して通信をしています。その際に使用するポートを次に示します。
  • 24400/tcp
  • 24401/tcp
  • 24402/tcp
  • 24403/tcp
  • 24404/tcp
これらのポートも,案件管理コンソール(WWWブラウザー)と案件管理サーバ間で通信をする際に使用するポートと同様に設定を変更できます。詳細については,「5.3.2 新規インストール時のセットアップ手順」を参照してください。
参考
連携製品との通信は,次のようになっています。これらの製品と連携する際に使用するポートについては,連携製品のマニュアルをお読みください。
JP1/IM - Manager
JP1/IM - Managerの自動アクションによる案件の自動登録時に,統合マネージャーと案件管理サーバ間で通信をします。JP1/IM - Manager,JP1/Baseが使用しているポートを使用します。
JP1/NETM/AIM
案件管理コンソールと資産管理サーバ間で通信をします。JP1/NETM/AIMが使用しているHTTPポートを使用します。