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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


2.6 機能を使用するための準備

JP1/IM - Managerで特定の機能を使用する場合,機能の種類によって使用前に準備をしておく必要があります。準備する方法を次に示します。

JP1/IM - Managerの特定の機能を使用するための前提機能,準備の内容,設定方法を,機能別に次の表に示します。表で示す以外の設定については,初期値を使用して動作するため,設定の必要はありません。また,各機能で設定するイベント条件などについては,各機能の詳細をご確認ください。

表2‒5 IMデータベースを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

2.5 IMデータベースが提供する機能

  • 統合監視DB

IMデータベースのサイズや格納先などの情報を設定します。

  • 物理ホストの場合

    セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf

  • 論理ホストの場合

    クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf

次のコマンドでIMデータベースのセットアップをします。

  • jcodbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-db ON

2.5 IMデータベースが提供する機能

  • IM構成管理DB

IMデータベースのサイズや格納先などの情報を設定します。

  • 物理ホストの場合

    セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf

  • 論理ホストの場合

    クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf

次のコマンドでIMデータベースのセットアップをします。

  • jcfdbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-cf ON

(凡例)−:該当しない

表2‒6 インテリジェント統合管理基盤を使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

2.5 IMデータベースが提供する機能

  • 統合監視DB

IMデータベースのサイズや格納先などの情報を設定します。

  • 物理ホストの場合

    セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf

  • 論理ホストの場合

    クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf

次のコマンドでIMデータベースのセットアップをします。

  • jcodbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-db ON

3.1 システム構成情報とJP1イベントによるシステムの管理

統合監視DB

発生元ホストのマッピング

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-dd ON

  • jcoimdefコマンド(オプション:-hostmap ON

3.2 IM管理ノードによるシステムの統合監視

3.5 イベント管理

3.6 関連ノード表示機能

3.7 他製品との連携(インテリジェント統合管理基盤)

次のコマンドで連携する製品のシステム構成情報を取得します。

  • jddcreatetreeコマンド

  • jddupdatetreeコマンド

表2‒7 セントラルコンソールを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

4.1.1 セントラルコンソールによる監視

4.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み

統合監視DB

IM構成管理

発生元ホストのマッピング

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-bizmonmode ON

4.2.2 イベント取得フィルター

4.2.3 ユーザーフィルター

4.2.4 重要イベントフィルター

4.2.5 表示フィルター

4.2.6 フィルターの条件定義

  • 共通除外条件(基本)

次のコマンドで拡張モードから基本モードへ切り替えます。

jcochcefmodeコマンド(オプション:-m normal

4.2.6 フィルターの条件定義

  • 共通除外条件(拡張)

JP1/Baseの正規表現を拡張正規表現に変更します。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

次のコマンドで基本モードから拡張モードへ切り替えます。

  • jcochcefmodeコマンド(オプション:-m extended

4.3 相関イベントの発行

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-egs ON

4.4 繰り返しイベントの表示抑止

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm ON

4.4.10 繰り返しイベントの集約表示機能で表示抑止する場合について

次のコマンドで繰り返しイベントの監視抑止機能を無効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm OFF

次の画面で機能を有効にします。

  • [ユーザー環境設定]画面

4.5 大量発生イベントの監視抑止

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-storm ON

4.6 イベント検索

4.7 JP1イベントの重大度の変更

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-chsev ON

4.8 メッセージの表示形式の変更

統合監視DB

4.9 発生元ホストのマッピング

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-hostmap ON

4.10 イベントガイド機能

4.11 メモ情報の設定機能

統合監視DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-memo ON

4.12 固有の属性付加

4.13 固有の拡張属性の表示およびイベント条件への指定

4.14 ユーザー独自のイベント属性の表示

4.15 JP1/IM - Viewでの表示情報のCSV出力

4.16 イベントの表示開始位置の指定

統合監視DB

4.17 ログイン時のイベント取得範囲

統合監視DB

次の画面で機能を有効にします。

  • [ユーザー環境設定]画面

4.18 指定期間のイベント表示

4.19.1 連携製品のモニター起動

4.19.2 統合機能メニュー

4.19.3 JP1/IM - Viewから管理対象ホストへのコマンド実行

4.19.4 クライアントホスト上のコマンド実行

4.19.5 コマンド実行時のイベント情報引き継ぎ

4.20 メール通知機能(Windows限定)

次の定義ファイルでメールサーバのホスト名や認証方式,認証アカウント名・パスワードなどメール送信に必要な情報を設定します。

  • メール環境定義ファイル(jimmail.conf

6. 自動アクションによるコマンド実行

(凡例)−:該当しない

表2‒8 セントラルスコープを使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

5.1 セントラルスコープの機能概要

次のコマンドで監視オブジェクトDBをセットアップします。

  • jcsdbsetupコマンド

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-s ON

5.2 監視ツリー

セントラルスコープ

5.3 監視ツリーの自動生成

セントラルスコープ

5.4 監視ツリーの編集

セントラルスコープ

5.5 ビジュアル監視

セントラルスコープ

5.7 検索(監視ノード検索,状態変更イベント検索)

セントラルスコープ

5.8 ガイド機能

セントラルスコープ

5.9 対処済み連動機能

セントラルスコープ

5.10.1 統合機能メニュー

セントラルスコープ

(凡例)−:該当しない

表2‒9 IM構成管理を使用するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

7. IM構成管理によるシステムの階層構成の管理

IM構成管理DB

次のコマンドで機能を有効にします。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-cf ON

7.1 ホストの管理

IM構成管理

7.2 システムの階層構成の管理

IM構成管理

7.3 仮想化システム構成の管理

IM構成管理

7.4 業務グループの管理

IM構成管理

7.5 プロファイルの管理

IM構成管理

7.6 リモートの監視対象ホストの管理

IM構成管理

リモート監視をする場合は,マネージャーホストと監視対象ホストのそれぞれでOSの設定が必要です。OSの設定の詳細については,次のマニュアルを参照してください。

  • マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「1.17 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(Windowsの場合) 」および「2.16 リモートの監視対象ホストでログ監視をするための設定(UNIXの場合) 」

7.7 サービスの稼働情報の管理

IM構成管理

7.8 IM構成管理の管理情報のエクスポート・インポート

IM構成管理

(凡例)−:該当しない

表2‒10 JP1/IM - Managerの動作を制御するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

8.1 JP1/IM - Managerのプロセス管理

8.2 JP1/IM - Managerのヘルスチェック機能

次の定義ファイルで機能を有効にします。

  • ヘルスチェック定義ファイル(jcohc.conf

(凡例)−:該当しない

表2‒11 他製品と連携するための前提機能,準備の内容,設定方法

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

9.1 JP1/Service Supportとの連携

インシデントを登録するJP1/Service SupportのWWWページのURLを定義します。

  • インシデント手動登録定義ファイル(incident.conf

インシデントとして登録する任意のJP1イベントの属性または文字列を定義します。

  • インシデント引き継ぎ情報設定ファイル(incident_info.conf

9.2 JP1/Navigation Platformとの連携

セントラルコンソールのイベントガイド

9.3 JP1/IM - Rule Operationとの連携

次のコマンドで機能を有効化します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-rule ON

JP1/IM - Rule Operationのホスト名を登録します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-rulehost ホスト名

9.4 VMware vCenter Operations Managerとの連携(標準機能を使用した他製品連携の一例)

9.5 OpenStackとの連携

9.6 JP1/AOのREST APIを利用した他システムとの連携

9.7 JP1/AJSとの連携

連携製品のモニター起動

統合機能メニュー

セントラルコンソールのイベントガイド

自動アクション(メール送信)

9.8 JP1/PFMとの連携

接続先のJP1/PFM - Web ConsoleのURLを定義します。

  • 性能レポート表示定義ファイル(performance.conf

連携製品のモニター起動

統合機能メニュー

BJEXまたはJP1/ASとの連携

次のコマンドで機能を有効化します。

  • jcoimdefコマンド(オプション:-resevent ON

(凡例)−:該当しない

表2‒12 操作ログを出力するための準備

使用する機能の説明個所

前提機能

機能を使用するための準備

付録K 操作ログの出力

操作ログの出力の有無,出力先,サイズ,および保存面数を定義します。

  • 操作ログ定義ファイル(imm_operationlog.conf

(凡例)−:該当しない