Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


9.2 JP1/Navigation Platformとの連携

セントラルコンソールでは,イベントガイド機能のイベントガイドメッセージファイルにJP1/Navigation PlatformのURLを記述することで,JP1/IM - Viewのイベント一覧に表示しているJP1イベントに対応する業務コンテンツ(運用手順)を参照できます。

図9‒4 JP1/IM - Viewからの[業務実行]画面呼び出し

[図データ]

シングルサインオンで業務コンテンツ(運用手順)を参照するためには,JP1/IM - ManagerとJP1/Navigation Platformの認証サーバを同一にしてください。また,認証サーバのJP1/Baseのバージョンは,10-10以降を指定してください。

シングルサインオンで業務コンテンツ(運用手順)を参照できる場合の組み合わせを次の表に示します。

表9‒4 シングルサインオンで業務コンテンツ(運用手順)を参照できる場合の組み合わせ

バージョン

JP1/IM - Viewが10-00以前

JP1/IM - Viewが10-10以降

JP1/IM - NPが10-00

(uCNP09-50)

JP1/IM - NPが10-10

(uCNP09-60)

JP1/IM - NPが10-50以降※1

(HNP10-00以降)

JP1/IM - NPが10-00

(uCNP09-50)

JP1/IM - NPが10-10

(uCNP09-60)

JP1/IM - NPが10-50以降※1

(HNP10-00以降)

JP1/IM - Managerが10-00以前

×

×

JP1/IM - Managerが10-10以降

×

×

※2

(凡例)

○:シングルサインオンで業務コンテンツ(運用手順)を表示できる

×:シングルサインオンで業務コンテンツ(運用手順)を表示できない(JP1/IM - Navigation Platformのログイン画面が表示される)

注※1 JP1/IM - NPの製品名称は,11-00以降,JP1/Navigation Platformに変更になります。

注※2 セントラルコンソールのイベントガイドメッセージファイルに,シングルサインオン対応URLを記述してください。

JP1/Navigation Platformの[業務実行]画面を呼び出すための設定については,JP1/Navigation Platformのマニュアルの,JP1製品からナビゲーションプラットフォームを呼び出すためのURLについて説明されている個所を参照してください。

イベントガイド機能との使い分け

文章だけではわかりづらい複雑な運用手順は,JP1/Navigation Platformと連携し[業務実行]画面を呼び出すことで,運用手順をわかりやすく表示します。「システム管理者に連絡する。」のような簡単な運用手順は,[イベント詳細]画面の[ガイド]表示領域にイベントガイド機能を使って直接表示します。

〈この節の構成〉