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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


5.1 セントラルスコープの機能概要

セントラルスコープは,ツリー監視機能,ビジュアル監視機能,およびガイド機能によって,目的指向型のシステム監視を支援します。また,[監視ツリー]画面の自動生成機能と編集機能によって,簡易にセントラルスコープ環境を構築できます。

重要

セントラルスコープ機能は,デフォルトでは無効(起動しない)となっています。セントラルスコープ機能を使用する場合,jcsdbsetupコマンドで監視オブジェクトDBを作成し,jcoimdefコマンドでセントラルスコープ機能を有効にする必要があります。

詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の次の個所を参照してください。

  • Windowsの場合

    「1.18.2 セントラルスコープの機能を使用するための設定(Windowsの場合)」

  • UNIXの場合

    「2.17.4 セントラルスコープの機能を使用するための設定(UNIXの場合)」

図5‒1 [監視ツリー]画面,[ビジュアル監視]画面の表示例

[図データ]

セントラルスコープの機能の概要を説明します。

なお,セントラルスコープの[監視ツリー]画面からは,セントラルコンソールの[イベントコンソール]画面を呼び出すことができます。