Hitachi Command Suite

Dynamic Link Manager EX Software
ユーザーズガイド(AIX®用)

3000-3-G21-60


目次

前書き

はじめに
対象読者
マニュアルの構成
読書手順
このマニュアルで使用している記号
コマンドまたはユティリティの文法で使用している記号
ファイル名で使用している記号

1. HDLMの概要
1.1 HDLMとは
1.2 HDLMの特長

2. HDLMの機能
2.1 HDLMで管理するデバイス
2.2 システム構成
2.3 LU構成
2.4 プログラム構成
2.5 HDLMドライバとhdiskの位置づけ
2.6 ロードバランスによる負荷分散
2.6.1 ロードバランスが適用されるパス
2.6.2 ロードバランスのアルゴリズム
2.7 パス切り替えによるフェイルオーバとフェイルバック
2.7.1 自動パス切り替え
2.7.2 手動パス切り替え
2.7.3 パスの状態遷移
2.8 間欠障害の監視(自動フェイルバック使用時の機能)
2.8.1 間欠障害の確認
2.8.2 間欠障害監視の設定
2.8.3 間欠障害監視の動作
2.8.4 ユーザの操作による間欠障害情報の変化
2.9 パスヘルスチェックによる障害検出
2.10 ダイナミックI/Oパスコントロール機能による負荷分散
2.10.1 ダイナミックロードバランスコントローラ機能とは
2.10.2 ダイナミックI/Oパスコントロール機能について
2.11 障害管理
2.11.1 採取するログの種類
2.11.2 障害情報のフィルタリング
2.11.3 HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を使用した障害情報の収集
2.11.4 HDLMインストール障害情報収集ユティリティ(dlmgetrasinst)を使用したインストール障害情報の収集
2.12 監査ログの採取
2.12.1 HDLMで監査ログに出力する種別と監査事象
2.12.2 監査ログ出力の前提条件
2.12.3 監査ログの出力先とフィルタリング
2.12.4 監査ログの出力形式
2.13 Global Link ManagerによるHDLMの統合管理
2.14 クラスタ対応

3. HDLMの環境構築
3.1 HDLMのシステム要件
3.1.1 HDLMがサポートするホストとOS
3.1.2 HDLMがサポートするストレージシステム
3.1.3 HDLMがサポートするクラスタソフトウェア
3.1.4 メモリ所要量およびディスク占有量
3.1.5 HDLMがサポートするLU数とパス数
3.2 環境構築の流れ
3.3 HDLMのインストールの種別
3.4 環境を構築する場合の注意事項
3.4.1 HDLMのインストールについての注意事項
3.4.2 HDLMのアップグレードまたは再インストールについての注意事項
3.4.3 バーチャルI/Oサーバについての注意事項
3.4.4 ライセンスキーについての注意事項
3.4.5 トレースファイルについての注意事項
3.4.6 ストレージシステムについての注意事項
3.4.7 クラスタについての注意事項
3.4.8 自動フェイルバックについての注意事項
3.4.9 HDLM管理対象デバイスのqueue_depthパラメタ値についての注意事項
3.5 HDLMのインストール
3.5.1 実行できるインストール方法
3.5.2 HDLMを新規インストールする前の準備
3.5.3 JP1/NETM/DMを使用してHDLMをリモートインストールする場合の準備
3.5.4 HDLMの新規インストール
3.5.5 HDLMをアップグレードまたは再インストールする前の準備
3.5.6 HDLMのアップグレードまたは再インストール
3.5.7 HDLM 05-63以前またはHDLM 05-80以降からHDLM EXへの移行
3.5.8 PowerHA 6.1環境でのHDLMのインストール
3.5.9 PowerHA 7.1環境でのHDLMのインストール
3.5.10 HDLMのサイレントインストール
3.6 パス構成の確認
3.7 HDLMの機能の設定
3.7.1 変更前の設定内容の確認
3.7.2 機能の設定
3.7.3 変更後の設定の確認
3.8 統合トレースの設定
3.8.1 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリを使用する場合の注意事項
3.8.2 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定メニューを表示する
3.8.3 統合トレースファイルのサイズを変更する
3.8.4 統合トレースファイルの数を変更する
3.8.5 監視間隔当たりのバッファサイズを変更する
3.8.6 監視間隔当たりのメッセージの出力件数を調節する
3.8.7 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を終了する
3.8.8 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリの設定を有効にする
3.9 リザーブポリシーについて
3.10 PowerHAを使用する場合の設定
3.10.1 ストレージシステムの設定
3.10.2 PowerHA用スクリプトの登録
3.10.3 リザーブポリシーの設定
3.11 GPFSを使用する場合の設定
3.12 Oracle RAC 10gまたはOracle RAC 11gを使用する場合の設定
3.12.1 MISSCOUNTとDISKTIMEOUTの設定
3.12.2 リザーブポリシーの設定
3.13 VCSを使用する場合の設定
3.14 HDLMの設定解除
3.14.1 HDLMをアンインストールする前の準備
3.14.2 HDLMのアンインストール
3.14.3 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib2)のアンインストール
3.14.4 Hitachi Network Objectplazaトレース共通ライブラリ(HNTRLib)のアンインストール
3.14.5 クラスタソフトウェア(PowerHA)の設定解除

4. HDLMの運用
4.1 HDLMを使用する場合の注意事項
4.1.1 パス情報表示について
4.1.2 パスの障害を検出した場合について
4.1.3 ストレージシステムについて
4.1.4 ホストをシャットダウンする場合の注意事項
4.1.5 ホストに障害が発生した場合の注意事項
4.1.6 正副ボリュームを同一サーバで参照させる場合の注意事項
4.1.7 LVMミラー構成についての注意事項
4.1.8 ブートディスク環境でOSの機能が停止した場合の注意事項
4.1.9 システムを複製する場合の注意事項
4.2 コマンドを使用したHDLMの運用
4.2.1 コマンドを使用する場合の注意事項
4.2.2 パスの情報を参照する
4.2.3 パスの状態を変更する
4.2.4 LUの情報を参照する
4.2.5 hdisk,OS管理パスIDおよびLDEV情報の対応を確認する
4.2.6 パスの統計情報を初期値にする
4.2.7 動作環境を参照または設定する
4.2.8 ライセンス情報を参照する
4.2.9 ライセンスを更新する
4.2.10 HDLMのバージョン情報を参照する
4.2.11 HDLMのコンポーネント情報を参照する
4.3 HDLMマネージャの起動と停止
4.3.1 HDLMマネージャの起動
4.3.2 HDLMマネージャの停止
4.4 HDLMの常駐プロセス
4.5 HDLM運用環境の構成変更
4.5.1 HDLM管理対象デバイスの変更
4.5.2 hdiskの属性を変更する
4.5.3 パスの変更
4.5.4 HBAの交換
4.5.5 ファイバケーブルの交換
4.5.6 ファイバチャネルスイッチの交換

5. トラブルシュート
5.1 HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を使った障害情報の収集
5.2 メッセージでの障害情報の確認
5.3 パス障害時の対処
5.3.1 メッセージの監視
5.3.2 パス情報の取得
5.3.3 障害パスの抽出
5.3.4 障害発生ハードウェアの絞り込み
5.3.5 障害個所の特定・ハードウェアへの障害対処
5.3.6 パスを稼働状態に変更
5.4 プログラム障害時の対処
5.4.1 メッセージの監視
5.4.2 プログラム情報の取得
5.4.3 プログラム障害への対処
5.4.4 HDLMの購入元会社,または保守会社に連絡
5.5 パスやプログラム以外の障害時の対処

6. コマンドリファレンス
6.1 コマンド概要
6.2 clear パスの統計情報を初期値にする
6.2.1 形式
6.2.2 パラメタ
6.3 help オペレーションの形式を表示する
6.3.1 形式
6.3.2 パラメタ
6.4 offline パスを閉塞状態にする
6.4.1 形式
6.4.2 パラメタ
6.5 online パスを稼働状態にする
6.5.1 形式
6.5.2 パラメタ
6.6 set 動作環境を設定する
6.6.1 形式
6.6.2 パラメタ
6.7 view 情報を表示する
6.7.1 形式
6.7.2 パラメタ
6.8 add パスを動的に追加する
6.8.1 形式
6.8.2 パラメタ
6.9 delete パスを動的に削除する
6.9.1 形式
6.9.2 パラメタ

7. ユティリティリファレンス
7.1 ユティリティ概要
7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ
7.2.1 形式
7.2.2 パラメタ
7.2.3 収集される障害情報
7.3 dlmchpdattr HDLMデフォルト設定変更ユティリティ
7.3.1 形式
7.3.2 パラメタ
7.4 dlmgetrasinst HDLMインストール障害情報収集ユティリティ
7.4.1 形式
7.4.2 パラメタ
7.4.3 収集される障害情報
7.5 dlminstcomp HDLMコンポーネントインストールユティリティ
7.5.1 形式
7.5.2 パラメタ
7.6 dlmmigsts HDLM移行支援ユティリティ
7.6.1 形式
7.6.2 パラメタ
7.7 dlmodmset HDLM動作ODM設定ユティリティ
7.7.1 形式
7.7.2 パラメタ
7.8 dlmpostrestore HDLMリストア支援ユティリティ
7.8.1 形式
7.8.2 パラメタ
7.9 dlmpr HDLMパーシステントリザーブ解除ユティリティ
7.9.1 形式
7.9.2 パラメタ
7.10 dlmpremkcd HDLM mkcd事前準備ユティリティ
7.10.1 形式
7.10.2 パラメタ
7.11 dlmpreremove HDLMアンインストール事前実行ユティリティ
7.11.1 形式
7.11.2 パラメタ
7.12 dlmrmdev HDLMドライバ削除ユティリティ
7.12.1 形式
7.12.2 パラメタ
7.13 dlmrmprshkey HDLMパーシステントリザーブ(共用ホスト方式)解除ユティリティ
7.13.1 形式
7.13.2 パラメタ
7.14 installhdlm HDLMインストールユティリティ
7.14.1 形式
7.14.2 パラメタ
7.14.3 インストール情報設定ファイルの定義内容
7.14.4 ログファイルについて
7.15 installux.sh HDLM共通インストーラユティリティ
7.15.1 形式
7.15.2 パラメタ
7.15.3 ログファイルについて

8. メッセージ
8.1 メッセージ一覧を参照するための前提知識
8.1.1 メッセージIDの出力形式と意味
8.1.2 メッセージおよびメッセージの説明で使用する用語
8.1.3 メッセージの言語種別
8.2 KAPL01001~KAPL02000
8.3 KAPL03001~KAPL04000
8.4 KAPL04001~KAPL05000
8.5 KAPL05001~KAPL06000
8.6 KAPL06001~KAPL07000
8.7 KAPL07001~KAPL08000
8.8 KAPL08001~KAPL09000
8.9 KAPL09001~KAPL10000
8.10 KAPL10001~KAPL11000
8.11 KAPL11001~KAPL12000
8.12 KAPL13001~KAPL14000
8.13 KAPL15001~KAPL16000
8.14 Hitachi Command Suite共通エージェントコンポーネントのリターンコード

付録A. バージョン間の機能差異
A.1 HDLM EX 6.2とそれ以前のバージョンのHDLM EXの差異
A.2 HDLM EX 6.1とそれ以前のバージョンのHDLM EXの差異
A.3 HDLM EX 6.0以降とそれ以前のバージョンのHDLM EXの差異

付録B. HDLM EXと05-63以前および05-80以降のHDLMの差異
B.1 HDLMドライバのアドインモジュール化
B.2 論理デバイスファイルの変更によるHDLMの環境構築,運用手順の簡略化
B.3 論理デバイスファイルの変更によるHDLMの環境構築および運用の手順の変更
B.4 リザーブ制御の設定の移行
B.5 ブートディスク環境のサポート
B.6 OSアップグレード時の設定について
B.7 バーチャルI/Oサーバの仮想SCSIディスク認識方式の変更

付録C. このマニュアルの参考情報
C.1 関連マニュアル
C.2 このマニュアルでの表記
C.3 このマニュアルで使用している略語
C.4 KB(キロバイト)などの単位表記について

用語解説

索引

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