Dynamic Link Manager EX Software ユーザーズガイド(AIX®用)
HDLMで発生した障害の解析に必要な障害ログ,統合トレースファイル,トレースファイル,定義ファイル,コアファイル,システムクラッシュダンプファイル,ライブラリなどの情報を収集します。収集した情報はファイルにまとめ,指定されたディレクトリに出力します。出力するファイルは次のとおりです。
- システムクラッシュダンプファイルディレクトリ名/システムクラッシュダンプファイル
システムクラッシュダンプファイルへのシンボリックリンクファイルです。- hbsa.tar.Z
HDLM以外のHitachi Command Suite製品の障害情報を圧縮したファイルです。
障害情報の収集対象となるHitachi Command Suite製品を使用している場合だけ出力されます。- getras.tar.Z
HDLMおよびシステムの情報を圧縮したファイルです。システムクラッシュダンプファイルおよびgetras.tar.Zに収集される情報の詳細については,「7.2.3 収集される障害情報」を参照してください。
「7.2.3 収集される障害情報」に記載されている以外の情報を収集したい場合は,収集したい情報を収集情報定義ファイルに定義してください。収集情報定義ファイルに定義した情報は,getras.tar.Zに圧縮されます。
なお,DLMgetrasユティリティが収集する情報には,システムの再起動時に消去されてしまうものもあります。障害発生時は,速やかにこのユティリティを実行してください。
- この節の構成
- 7.2.1 形式
- 7.2.2 パラメタ
- 7.2.3 収集される障害情報
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